岩木山 岳コース

岩木山を横目で見ながら白神山地の沢へ向かっているときに、行先に関して迷いが生じる。 きょうの岩木山は雲が取れ山頂からの眺望が得られるかも知れないといった考えが頭を横切ったからだ。 沢へ行くのか、岩木山へ行くのか迷う。しばらく迷った末、岩木山へ向けてハンドルを切った。 昨日は百沢コースを登ったので、きょうは岳コースを登ろう。


photo_1

きょうの岩木山も山頂部が雲で覆われているが、昨日と異なり、きょうは初秋らしいスッキリした天気である。
きょうは山頂部の雲が取れるであろう。そう賭けたのだから、迷うことなく岩木山を登ろう。


photo_2

嶽温泉の駐車所に駐車し、駐車所脇の登山口(460m)から出発する。


photo_3

歩き始めて30分ぐらい、標高730mぐらいになると、美しいブナ林が現れてくる。
昨日の百沢コースも久しぶりであったが、この岳コースも久しぶりに登る。
以前はスキーコース跡を歩く印象が強かった。いまは、そのような印象を受けない。


photo_4

「巨木の森」への分岐(790m)に着いた。ここから少し先に休憩に適した分岐があったはずだ。そこで休憩しよう。


photo_5

スキーコース跡と登山道とが分かれる810m分岐に着いた。昔はどちらへ進むのか戸惑うような分岐であった。
ここから先のスキーコース跡が藪化していること、分岐に登山道標柱が立っていることから、いまは戸惑うようなことはない。


photo_6

810m分岐の登山道標柱は倒れかかっているが、正しく登山道の方向を指している。


photo_7

スキーコース跡と別れてからは普通の登山道が続き、徐々に勾配が増していく。


photo_8

8合目の津軽岩木スカイライン駐車場(1250m)に着いた。


photo_9

岩木山頂上が全開で見える。やった! 予感的中だ。


photo_10

8合目駐車場へ出たところから嶽温泉あたりを見下ろしている。遠くには白神山地の山並みが見える。


photo_11

8合目駐車場からリフトや岩木山を見ている。駐車場には近代的なトイレや休憩所がある。


photo_12

リフト終点近くの分岐に着き、8合目駐車場を見下ろしている。晴れた日曜日ということもあり、満車状態だ。


photo_13

噴火口「鳥ノ海」の脇を進み、大館鳳鳴避難小屋へ向かう。小屋近くになると、山頂部全体が見えてくる。


photo_14

大館鳳鳴避難小屋(1485m)では写真撮影のため周辺を散策する。小屋から山頂への急坂「おみ坂」が良く見える。


photo_15

急坂の途中から、登ってきた登山道を振り返っている。リフト終点・噴火口・大館鳳鳴避難小屋が見える。


photo_16

眼下に種蒔苗代(たねまきなわしろ)が見える。



photo_17

山頂が近い。天候に恵まれ、多くの登山者が登っている。
岩木山の山頂部は岩だらけだ。まさに「岩木山」である。


photo_18

山頂直前から日本海の海岸線を眺望する。


photo_19

山頂(1625m)に着き、登ってきた方向を見下ろしている。リフト終点や8合目駐車場、そして山麓には嶽温泉あたりが見える。


photo_20

百沢スキー場あたりを見ている。雲のため弘前市街あたりは見えない。


photo_21

山頂は多くの登山者で賑わっている。


photo_22

津軽富士見湖、津軽平野、津軽山地、そして遠くには下北半島が眺望できる。


photo_23

七里長浜、十三湖、小泊半島が見え、その先には北海道の山並みが見える。


photo_24

岩木山の山頂からは、特に七里長浜から小泊半島へ至る海岸線が撮りたかった。
昼食を取りながら、良い撮影の瞬間を待っている。


記録


前日の岩木山登山




ホームページへ


inserted by FC2 system