追上山

11月中旬の日曜日、雨の日のつもりで起きると、山歩きができる天気になっているではないか。部分的に晴れといった感じだ。 急きょ登山の準備を整える。まだ訪れていない山リストから、日本海に面した追上山(359m)を選んだ。 天候が回復しつつあるならば、西の方が晴れの可能性が高い。 このような読みが当たるのであろうか。

       
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鰺ガ沢から国道101号線を南下し、前方に追上山が見えてきた。
昨日の雨のため、赤石川の河口あたりの海岸線は海が濁っている。
鰺ガ沢あたりでは雨に降られたが、鰺ガ沢から数Km離れた追上山あたりは雨が降っていないようだ。
追上山へ登っている1、2時間ほどの間、雨が降らなければ良いのだが、・・・


   
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国道から大戸瀬中学校への脇道に入る。


   
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大戸瀬中学校の校門前に東北自然歩道の標柱があった。ここが登り口になっているようだ。
入り口はハッキリしないが、舗装道路の左側が登山道になっている。


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校舎を右に見ながら登山道を進む。あまり利用されていないようだが、道筋は比較的ハッキリしている。


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舗装道路を横断し、直進する感じで小さい沢へ入っていく。前方に追上山が見える。


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堰堤前で小沢を横切り、小沢に沿って進む区間がある。


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小沢を登っていくと、東北自然歩道の標柱があり、標識に従って右へ折れる。


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山斜面を登るようになると道筋がハッキリしてくる。この調子で進むと良いのだが、・・・


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樹間から北金ガ沢あたりの海岸線が垣間見える。日本一のイチョウがある辺りが写っている。


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台地上の平坦な山道を進むようになった。



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一面、落ち葉だらけであり、いつの間にか登山道から外れたようだ。
赤テープを付けながら、尾根に沿って山頂へ向かうことにする。
後で分かったことであるが、登山道は左側の緩やかな沢筋に沿って延びている。


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再び登山道へ出た。やれやれ。


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三角点のある359mピークに着いた。ここが追上山の山頂のようだが、一面平坦な笹薮であり、三角点も見えない。
ハッキリした道筋が延びているので、北隣の370mピークまで行ってみよう。


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359mピークを越えると、藪漕ぎをするようになり、道筋も不鮮明になる。
左隣の沢筋の方が歩きやすいので沢筋から370mピークへ向かう。


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370mピークに着いたははずであるが、ここも一面平坦な笹薮であり、頂上を特定しにくい。


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ここが山頂らしく見えるから、ここを370mピークとしよう。
と同時に雨がポツリポツリ降り始める。休憩することもなく、下山を始める。


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下山後、近くの巨木を見に行く。日本一の北金ガ沢のイチョウと関の甕杉(かめすぎ)との2本である。


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雨にも関わらず、観光客が北金ガ沢のイチョウを訪れている。


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イチョウの根元には日本一の貫録が見られる。


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関の甕杉(かめすぎ)の案内板


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甕杉


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甕杉


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「映画スター」となった鰺ガ沢のわさおは昼寝中であった。
鰺ガ沢の北端、国道101号線脇の焼きイカ店で飼われている。


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わさおの寝顔


記録



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