葉抜橋山

休日の朝、ゆっくり朝食を取っていると10時近くになってしまった。 そんな訳で自宅から車で30分ほどのところにある葉抜橋山(標高615m)を登ることにした。 青森市街の東南郊外に位置し、登山道がないので積雪期に登る山である。 登り始めて1時間ぐらいの区間が極めて急斜面であること、雪面に隠れた亀裂があること等から、雪上ハイキングの山としては適していない印象を受けた。 初めから主尾根を辿れば、違った印象を受けたかも知れない。

葉抜橋山 雪山ルート図

山行ルート図はクリックすると、原寸大(800x600)で表示できます。
記憶に基づくものであり、GPS軌跡図のように正確ではありません。
少し遠回りになるが、初めから主尾根を辿るルートも考えられる。


photo1

みちのく有料道路の葉抜橋へ行き、その脇にある林道入口に駐車する。
車数台が駐車できるほどの広いスペースがある。
葉抜橋を渡った対岸が出発点となる。
青森市側からだと料金ゲートの数Km手前になる。


photo2

葉抜橋を渡り、みちのく有料道路から雪面へ出て出発する。
自動車道を横切るので車に注意する必要がある。
道筋のような開けた雪面が続いているので、自然とそちらの方へ進んだ。


photo3

作業道と思われる道筋が続いており、それを辿って登った。


photo4

作業道がなくなり、尾根に沿った急登が続く。
山のベテランである動物の足跡を辿るようにして登る。
段差があるところでは雪面の亀裂が隠れていることがあった。


photo5

枝尾根から主尾根へ出るところで、登ってきた枝尾根を振り返る。
主尾根に出るまで急登が1時間ぐらい続く。
下山のとき急斜面の区間はツボ足で下った。


photo6

これから登る主尾根を見る。
雪屁とブナ林との境目あたりを進む。
雪屁の付け根あたりに亀裂が見えるところがあった。
当然のことながら、その辺りは林の中を通った。
その区間は動物の足跡も林の中にあった。


photo7

東岳(標高684m)が見える。キツツキが餌を獲るために開けた穴も見える。
尾根の勾配が緩くなり、展望も開けてくる。
この辺りから気持ち良く登れる。


photo8

烏帽子岳方面の山並みが見える。
写真右側の高い山が野辺地の烏帽子岳(720m)のようだ。
その隣が三角岳(753m)と大毛無山(737m)と思われる。


photo9

葉抜橋山の山頂(標高615m)に着い。
山頂の近くでは緩やかな尾根に美しい森が広がっていた。


photo10

葉抜橋山から見た836mピーク
折紙山(921m)は836mピークの背後に隠れているようだ。
きょうの登山は折紙山へ登る場合の駐車場所の下見も兼ねている。
下山後、折紙山の駐車場所の下見へ出かけた。


記録




ホームページへ

inserted by FC2 system