折紙山 みちのく有料道路の料金ゲート前から

2月下旬の日曜日に青森市東郊外の折紙山へ登った。 折紙山は登山道のない山であり、これからが登山適時となる。 Iさん・Kさんを含む3人行であり、みちのく有料道路の料金ゲート前から出発した。

   
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歩いたルートを赤色で示している。登る予定であったルートの方は黄色で示している。
登ったルート脇に林道が示されているが、堰堤のところで行き止まりになっている。
登る予定であったルートの取り付き点は見つけにくい。往路でも復路でも注意して見たが、林道跡らしきものは見えなかった。
登る予定であった左岸尾根を利用する場合は、取り付き点が不明であっても、適当に登って尾根上に出れば良い。
特に第3の橋あたりを取り付き点とする案はどうであろうか。尾根上に出るまでの登りで、林道跡を見つける可能性が高い。


   
       
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みちのく有料道路の料金ゲートが前方に見える。脇道へ入るところに駐車スペースがあり、そこから歩き始める。


   
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脇道を辿り、みちのく有料道路下のトンネルを通って反対側へ移動する。


   
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野内川脇の林道を進み、唐川沢出合へ向かう。昨夜からの雪のため、スノーシューの沈み込みはくるぶし程度である。


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唐川沢出合から唐川沢を見ている。前日のトレースが微かに見える。NTさんのトレースであろう。
昨夜、山岳同人たがじょうのウェブサイトへアクセスしたとき、NTさんの書き込みを見つけた。
それは折紙山でイグルー泊との計画であった。したがって昨日、NTさんが登っているはずである。


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唐川沢に沿った林道を進み、第3の橋を渡ったところである。
唐川沢脇の林道に入ってから第2の橋を渡ったところで、左岸尾根に林道跡を見つける予定であったが、・・・
NTさんのトレースも先へ延びていること、等々が影響し、左岸尾根への取り付き点を見過ごしてしまった。


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林道は堰堤のところで行き止まりとなる。左岸尾根に代え、右岸尾根を登るようにルート変更する。
行き止まりのところから登ると、急斜面の登りになる。堰堤近くの枝尾根先端から登った方が良い。


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堰堤〜458mピークの区間ではヒバ林の中を進む。


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458mピークに着き、登る予定であった左岸尾根を見ている。
下部はスギ林であるが、上部はブナ林の尾根になっており、歩きやすいことが見て取れる。


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左岸尾根と右岸尾根とが出合う進行方向を見ている。


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458mピークを境にしてヒバ林からブナ林となり、歩きやすくなる。
地図では458mのところはピークのようになっていないが、実際には緩やかなピークになっている。


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折紙山から下山してきたNTさんと出会う。前日の登りでは6時間半かかって山頂に着いたとのことであった。
この後はNTさんのトレースを辿ったので、おおいに助かった。


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左岸尾根と右岸尾根との分岐・722mピークへの登りになった。急斜面になっている。


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722mピークからは写真に示すような開けた雪面が続いている。
722mピークからは寒風にさらされ、NTさんのトレースはなくなっていた。


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登ってきた尾根を振り返る。相変わらず、雪が降ったり止んだりしている。


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開けた雪面が続き、緩やかな登りであるので、気持ちよく進める。スノーシューの沈み込みは脛(すね)あたり。


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890mピークへの登りになった。勾配がきつくなっている。


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890mピークに着いた。折紙山へのルートはここで直角状に折れ曲がり、適度な幅を持った稜線上を進む。


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890mピーク〜折紙山の稜線を振り返っている。890mピークはガスの中にあり、見えない。


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折紙山頂上が近い。平坦な山頂台地の西端に頂上がある。


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5時間かかって折紙山頂上(920.6m)に着いた。雪が降っており、眺望が得られない。


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山頂脇にNTさんのイグルーを見つけた。


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山頂から10分ほど戻った稜線上にツェルトを張って昼食休憩とする。


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風のためトレースが消えており、それは458mピーク近くまで続いた。


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下山ではカモシカを見ることができた。


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カモシカ


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登り5時間、下り3時間弱かかり、よく歩いた山行となった。


記録



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