今日の八甲田連峰は薄曇りの中にある。大岳山頂部あたりはガスの中にある。ガックリ。 青空の下での樹氷撮影にならないが、仙人岱ヒュッテへ行ってみよう。
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標高900mの酸カ湯温泉では小雪がちらつく程度であった。今日は風が強くないのが良い。
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前日のトレースが残っており、ラッセルなしで順調に進める。地獄湯ノ沢にもトレースが残っている。
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仙人岱の雪原はガスの中にあり、これでは樹氷撮影にならない。
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仙人岱ヒュッテに着いた。
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仙人岱ヒュッテに入ると、室内が暖かい。仙人岱ヒュッテには人が泊まっていた。 一人で昼食を食べていると、泊まっていた男性が大岳登山から戻ってきた。少し雑談をする。
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風が穏やかであるので、硫黄岳ルートを通り、樹氷を撮影しながら下山することにする。 このガスの中では全てが白っぽくなり、写真にならない。この写真はマシな方か。
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硫黄岳と仙人岱ヒュッテとの間の鞍部に着いた。進む方向を切り替えて酸カ湯温泉へ向かう。
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ガスの中から出て酸カ湯温泉方面が見えてきた。しかし、樹氷らしい樹氷も見えなくなってきた。 晴れの日が続いたため、雪が締まっており、ラッセルなしでスムーズに進める。
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大岳環状ルート・硫黄岳ルートの分岐点に戻ってきた。 時間的に余裕があるので、別ルートを通って酸カ湯温泉へ戻ることにする。 地獄湯ノ沢の中を通り、地獄沼の上流側へ出るルートである。
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右岸が雪庇で急坂になっている区間が続く。さらに下っていくと右岸へ上がりやすいところも出てくる。
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酸カ湯温泉が標高900mであるので、標高1000mぐらいで地獄湯ノ沢の右岸へ上がり、酸カ湯温泉へ向かう。
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地獄沼の上流側には、このような開けた雪原が広がっている。
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標高950mぐらいに位置する湿地に着いた。地熱のため雪の積もらない場所になっている。
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雪の積もらない湿地のアップ
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地獄沼を左手に見ながら酸カ湯温泉へ戻る。
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酸カ湯温泉の上側駐車場に戻り、雪のトンネルを通って酸カ湯温泉へ直行する。
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入浴後、帰る段になると晴れつつある。八甲田連峰に対し、「八っさん、それはないでしょう」と言いたい気分だ。
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