箒場岱ルート

山行ルート図

小川（井戸沢）の右岸に沿って進んでいる。北八甲田にも春が近づきつつある。

井戸沢と小滝沢との合流点から中間尾根へ登ったところ
写真左端に写っている小滝沢は、この時期でも難なく横切ることができた。
夏場、小滝沢は合流点あたりで伏流になっていることを考えれば、あたりまえか。
一方、右側の井戸沢の方は雪解けで水流が激しい。

きょうのメンバー。数人は山岳スキーの指導標を調査しながら登っているので写っていない。

標高９３０ｍぐらいでブナ林からアオモリトドマツ林となり、前方に大岳岱が見えてきた。
平坦な大岳岱が急激にドロップする雪斜面が前方に見えている。
写真中央の凹みが井戸沢であり、井戸沢の右岸を進んでいる。

井戸沢の左岸へ上がった地点から箒場方面を振り返る。

赤倉岳・井戸岳あたりの稜線が見えてきた。山岳スキーの箒場ルートが通っている尾根へ向かっている。

箒場方面を振り返る。井戸沢の左岸に広がっている雪原を進んでいる。

箒場岱ルートが通っている尾根を登り始める。箒場岱ルートのメインとなる滑降斜面である。

滑降尾根を登り、箒場方面を振り返っている。
ここから見た場合、指導標のある箒場岱ルートは雛岳の方向へ延びている。

箒場岱ルートの滑降尾根を登っている。上方はガスがかかり、見えない。

凍てついた急斜面を強風に向かって登っており、ずり落ちるなど、スキーで登るのが困難になりつつある。
わたしはスノーシューであり、この辺りは問題なしに登れている。

最後はキックステップだ。赤倉岳・井戸岳の鞍部手前では突風が吹き、耐風姿勢を取りこともあった。

赤倉岳・井戸岳の鞍部に着いた。強風が吹き、視界も悪い。
箒場岱ルートに沿って立てられた竹ポールが微かに見える。次のポールは見えない。

井戸岳山頂で記念撮影し、早々に下山する。

スキーを置いた地点へ戻り、他のメンバーは滑降開始である。

竹ポールが立っている箒場岱ルートに沿って下っている。
平坦な大岳岱が急激にドロップする雪斜面の方へ移動していく。

滑降尾根から大岳岱の斜面へ移動する辺りから滑降尾根を振り返っている。

他のメンバーと合流し、昼食休憩とする。

昼食後、指導標のある箒場岱ルートに沿って下り始める。

アオモリトドマツ林の中に延びた箒場岱ルート

やがてアオモリトドマツ林からブナ林へ入って行く。

箒場岱ルートは沢を横切る地点が数カ所ある。

ブナ林の中を進むようになると緩斜面になってくる。

箒場岱ルートは１００番の指導標で終わる。終点の箒場に建っている家屋の赤屋根が見える。