肉離れが治ったころに東日本大震災が発生した。1カ月半も山から遠ざかっていると、ストレス発散のための山歩きを渇望する。 今日は雛岳(1240m)へ登ろう。 箒場から雛岳を見た場合、登攀ルートになりうる3本の尾根が見え、きょうは中央尾根を辿る予定である。 箒場から雛岳へ向けて直進すると、自然な感じで辿りつく尾根である。 体が鈍った状態での単独行なので、マイペースでゆっくりと登るつもりである。
歩いたルートを赤点で示す。 |
出発点の箒場から今日の雛岳を見る。赤点のルートを取る予定である。コンパスを設定し、出発する。 |
最初は平坦な山麓に広がるブナ林の中を進む。 |
徐々に斜度が増え、やがて予定の尾根を登り始める。 |
尾根上の開けた場所に着き、箒場方面を見下ろす。 |
植生がブナからダケカンバへ変わり、右手側に山頂らしきピークが見えてきた。 |
左手方向に黒森が見える。滑降に適した斜面と樹林帯との境目に沿って登る感じか。 |
大石の脇を通過する。スノーシュウの爪が食い込む感じの雪質なのでスノーシュウのまま登る。 |
箒場方面を見下ろす。 |
雪煙が舞い上がり、風が強くなる。 |
雛岳山頂(1240m)が見えてきた。その背後に高田大岳が見える。 |
高田大岳 |
八甲田大岳方面を眺望する。山頂は強風が吹き、天候は徐々に悪化している。早々に下山しよう。 |
山頂から箒場方面を見ている。 |
ついでに黒森方面も撮っておこう。 |