萱野高原から今日の北八甲田を見ている。曇り空で、まずまずの天気である。 今日の雪質は「腐った重い雪」「ぬかるむような雪」であり、ラッセルが大変そうである。
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八戸山水会の山行に飛び入り参加する。出発点の銅像茶屋から前岳方面を見ているが、前岳はガスの中にある。
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山岳スキールート「銅像ルート」を辿り、緩く登っていく。出発点あたりはダケカンバが多い。
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前方に前岳が見える。天候が良くなることを期待したい。植生はダケカンバからブナ林へ変化する。
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標高1000mあたりになり、勾配が出てきた。標高700mの銅像茶屋から1時間ほどかかっている。 天気が崩れる方向へ変化しており、高度計が示す1000mよりも実際は数十m低いと思われるが、・・・。
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腐った雪の急斜面を登っている。ガスが出てきた。
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急坂が2カ所であり、これは第2番目の坂であったと思う。
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標高1150mぐらいで再び緩斜面になってきた。ガスがますます濃くなってきた。
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10時40分、標高1180mぐらいでツェルトを張り、天候が良くなるのを待つ。
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12時となり、1時間20分ほど待ったが、天候が良くならない。
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前岳の山頂(1252m)が近いので、ガスの中、山頂を目指す。相変わらずベトベトの雪質であり、歩きにくい。
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前岳の山頂(1252m)に着いたが、濃いガスで何も見えない。早々に下山する。 ガスは出発点へ戻るまで晴れなかった。こんな日もありか。
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