前岳

北八甲田の高田大岳に登る予定で自宅を出発したものの、菜種梅雨と思われる前日の雨のためか、気温の高い今日の天気のためか、雪質が「腐った重い雪」「ぬかるむような雪」であり、ラッセルが大変そうである。 そんな状況の中、八戸山水会のグループに出会う。山岳スキールート「銅像ルート」を辿って前岳へ登るとのことである。 前日のスキーヤーが通ったトレースを辿ればラッセルなしに登れるとの読みである。適切な判断であろう。 そんな訳で八戸山水会の山行に飛び入り参加した。

前岳 山行ルート図

歩いたルートを赤点で示す。


photo1

萱野高原から今日の北八甲田を見ている。曇り空で、まずまずの天気である。
今日の雪質は「腐った重い雪」「ぬかるむような雪」であり、ラッセルが大変そうである。


photo2

八戸山水会の山行に飛び入り参加する。出発点の銅像茶屋から前岳方面を見ているが、前岳はガスの中にある。


photo3

山岳スキールート「銅像ルート」を辿り、緩く登っていく。出発点あたりはダケカンバが多い。


photo4

前方に前岳が見える。天候が良くなることを期待したい。植生はダケカンバからブナ林へ変化する。


photo5

標高1000mあたりになり、勾配が出てきた。標高700mの銅像茶屋から1時間ほどかかっている。
天気が崩れる方向へ変化しており、高度計が示す1000mよりも実際は数十m低いと思われるが、・・・。


photo6

腐った雪の急斜面を登っている。ガスが出てきた。


photo7

急坂が2カ所であり、これは第2番目の坂であったと思う。


photo8

標高1150mぐらいで再び緩斜面になってきた。ガスがますます濃くなってきた。


photo9

10時40分、標高1180mぐらいでツェルトを張り、天候が良くなるのを待つ。


photo10

12時となり、1時間20分ほど待ったが、天候が良くならない。


photo11

前岳の山頂(1252m)が近いので、ガスの中、山頂を目指す。相変わらずベトベトの雪質であり、歩きにくい。


photo12

前岳の山頂(1252m)に着いたが、濃いガスで何も見えない。早々に下山する。
ガスは出発点へ戻るまで晴れなかった。こんな日もありか。


記録



ホームページへ


inserted by FC2 system