谷地温泉〜すいれん沼〜仙人岱ヒュッテの予定であったが

谷地温泉から高田大岳へ登るつもりで集合場所の谷地温泉へ行くと、小雨が降り、ガスのため視界が悪い。 高田大岳の登山は中止だ。さて、どうするか。 同行者のKさんと話し合い、谷地温泉〜すいれん沼〜仙人岱ヒュッテのルートへ変更する。 すいれん沼〜仙人岱ヒュッテの区間は、春スキーシーズンになると竹ポールが立てられているので、視界が悪くても安心して進める。 ところが、・・・

山行ルート図

山行ルート図


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冬季閉鎖された国道に沿って歩き、谷地温泉からすいれん沼を目指す。
冬季閉鎖の解除は例年であれば4月1日である。
今年は東北大震災のため4月23日が開通日となるようだ。


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ガスの中、国道に沿って進む。雨は上がったが、ガスは晴れない。

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アオモリトドマツが見られるようになり、すいれん沼が近くなってきた。


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すいれん沼に着いた。トイレの通気塔だけが雪面から出ている。
すいれん沼で竹ポールを探すが、見つからない。東北大震災のため竹ポールの設置が遅れているようだ。
視界の悪いときは、すいれん沼から仙人岱ヒュッテを目指すよりも、隣の傘松峠から仙人岱ヒュッテへ進む方が良い。
そんな訳で、すいれん沼から傘松峠へ移動する。


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このあたりは除雪の最前線となっており、ブルトーザーが除雪していた。


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傘松峠のあたりは別の方向からの除雪の最前線になっていた。
あと少しで除雪が完了し、国道が全線開通する。23日の開通日は大丈夫のようだ。


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傘松峠(1040m)に着いた。
傘松峠から仙人岱ヒュッテへは1時間ぐらいで着く。

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傘松峠から仙人岱ヒュッテへ向けてコンパスを設定し、直進する。


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コンパスをチェックしながら直進している。徐々にガスが薄れてきた。やれやれと思い始めると、・・・


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今度は雨が降りはじめた。早速、ツェルトを張って昼食休憩とする。


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昼食休憩が終わるころに雨も小降りになってきた。
ツェルトから出て仙人岱ヒュッテの方向を見ている。
視界は良くなったが、小雨が降っている。あまり濡れたくないので折り返すことにする。


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すいれん沼へ進む感じで折り返している。
広大な雪原が広がっている。晴れていれば気持ち良いが、視界が悪いときには難所となる。


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ガズが取れ始め、高田大岳の裾野が見える。
当初、登る予定であった沢ルートが見える。
あの沢を登り、南東のメインルートを下れば、良い周回ルートになると思ったのだが。


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昔の猿倉コースの指導標があった。
猿倉コースは猿倉温泉と仙人岱ヒュッテとを結ぶ山岳スキールートであった。
今はすいれん沼ルートが利用され、猿倉コースは忘れ去られた存在になっている。


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沢ルートの源頭部のことが気になり、山行後に晴れた日の高田大岳の写真を調べた。
登る予定であった沢ルートは源頭部がハイマツ地帯になっており、良くない。
右隣の沢ルートは雪面が山頂まで達しており、登るなら右の沢の方が良さそうだ。


記録



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