釜臥山 水源地公園から

釜臥山の登山は釜臥山スキー場駐車場から出発するのが一般的だが、その西隣の水源地公園から始まる登山道もある。 ところが水源地公園からの登山道は、その具体的な情報となると、インターネットで調べた範囲では皆無である。 公園内のどこに登山口があるのか。登山道はどこを通っているのか。登山道の状態はどうなのか。等々、疑問だらけのコースである。 この登山道の探索を兼ね、水源地公園から釜臥山へ登り、スキー場駐車場へ下るといった周回コースの計画で出発した。 はたして公園コースはどのような登山道であろうか。

釜臥山 歩いたコース

歩いたコースを赤点で示し、途中で見た脇道を青色で示している。


釜臥山 登山コース

情報を整理する意味で、正しいと思われる登山コース図を描いてみた。
水源地公園からの登山道については、一回だけ通っただけであり、一部不明なまま想像で描いているところがあります。
スタート地点や終点は正確を期しており、途中の不正確さは登山に差し支えないはずです。


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水源地公園から出発する。公園の最奥に登山口があると思われるので、そちらへ向かう。


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公園の最奥にある桜木沢の砂防ダムが見えてきた。
公園内では沢の左岸を進んだが、登山標識は皆無であった。
後で知ったことであるが、右岸(下流に向かって右側の岸)を進むと登山標識がある。
砂防ダムの下流側右岸に、次に示す林道があった。


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水源地公園から釜臥山への登山コースは林道を辿ることから始まるようだ。
林道が途中で分岐している。地図には桜木沢左岸に道筋が描かれている。
それを辿るものと考え、桜木沢の方へ進むことにした。


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標高140mぐらいの分岐では桜木沢を横切るように右へ進んだ。ここは左の林道を進むべきであったが、・・・


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桜木沢を横切り、標高150mぐらいのT字状林道分岐に着いた。
林道を直進するとスキー場へ出た。T字状分岐の山側に踏み跡が見えるので、それを辿ることにする。


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踏み跡を辿ると数分でスキー場へ出てしまった。踏み跡の続きを見つけようとするが、ない。
不思議であるが、踏み跡の続きが見つからないので、どうすることもできない。
スキー場を通るメインコースを登ることにする。


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スキー場の草むらを歩き、スキー場第2リフトと第1リフトとの中継点(標高240m)あたりに出た。
スキー場駐車場からリフト中継点まで砂利道が延び、車で登れる。車2台が駐車していた。


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スキー場を通るメインコースの方は展望が良い。大湊港に自衛隊基地が見える。
スキー場駐車場の右隣に見える沢が水源地公園である。


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スキー場最高地点の休憩所「望海雪桜」が見えてきた。望海雪桜(標高535m)は休憩に適した場所である。


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望海雪桜からは灌木地帯を進む。少し先に見える岩場が七面山である。


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七面山は岩がゴロゴロした小ピークになっている。
七面山と望海雪桜との間の小鞍部に登山道分岐があった。
公園コースが合流しているようだ。下山時に公園コースを利用することにしよう。


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七面山からは樹林帯の中の急登が続き、樹林帯を抜けると3本のアンテナの下側を通る。


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岩場の手前となり、道案内板が現れた。「ガレ場」と記されているコースへ進む。


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岩場の下側を通っていく。


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ここの岩場は岩登りに利用されているようだ。


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ガレ場を登るようになると山頂が近い感じになる。


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山頂近くからスキー場方面を見下ろす。スキー場右隣の小さい沢が桜木沢であり、その下流に水源地公園がある。


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山頂の釜臥山嶽大明神に着いた。隣はレーダードームになっている。


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山頂から少し下ったところに釜臥山展望台があり、むつ市街を眺望する。
展望台への舗装道路が閉鎖されており、だれもいない展望台で昼食休憩とする。


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展望台から山頂へ戻る。山頂のレーダードームは改築中であった。


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七面山と望海雪桜との間にある登山道分岐に着いた。七面山の脇と言った方が良いぐらいの近さに分岐がある。
左がスキー場を通るメインコースである。右が公園コースと思われるので、右へ進む。


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ハッキリした登山道が続く。分岐点の近くで登山道は沢の左岸から右岸へ移動していく。


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写真に見られるように登山道は沢の右岸を通っている。
地図では左岸に道筋が描かれている。これでは間違うはずである。


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登山道から林道へ出るあたりの、登山道の様子を示す。
スキー場を通るのに比べ、落葉樹林帯の中を通るので涼しい。
スキー場のように急勾配のところもなく、適度な勾配の登山道が続いている。


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沢の標高220mぐらいに砂防ダムがあり、砂防ダムの背後に釜臥山頂上が見える。
ここの下流側の右岸で登山道が終わり、林道になった。


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水源地公園へ戻ってきた。
釜臥山の登山ではメインコースを登り、公園コースを下るといった周回コースが考えられる。
そうすればスキー場の急斜面を下ることもないし、公園コースの登山口を見つけるといった不安感も軽減できる。


記録



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