釜臥山の登山は釜臥山スキー場駐車場から出発するのが一般的だが、その西隣の水源地公園から始まる登山道もある。 ところが水源地公園からの登山道は、その具体的な情報となると、インターネットで調べた範囲では皆無である。 公園内のどこに登山口があるのか。登山道はどこを通っているのか。登山道の状態はどうなのか。等々、疑問だらけのコースである。 この登山道の探索を兼ね、水源地公園から釜臥山へ登り、スキー場駐車場へ下るといった周回コースの計画で出発した。 はたして公園コースはどのような登山道であろうか。
歩いたコースを赤点で示し、途中で見た脇道を青色で示している。 |
情報を整理する意味で、正しいと思われる登山コース図を描いてみた。 |
水源地公園から出発する。公園の最奥に登山口があると思われるので、そちらへ向かう。 |
公園の最奥にある桜木沢の砂防ダムが見えてきた。 |
水源地公園から釜臥山への登山コースは林道を辿ることから始まるようだ。 |
標高140mぐらいの分岐では桜木沢を横切るように右へ進んだ。ここは左の林道を進むべきであったが、・・・ |
桜木沢を横切り、標高150mぐらいのT字状林道分岐に着いた。 |
踏み跡を辿ると数分でスキー場へ出てしまった。踏み跡の続きを見つけようとするが、ない。 |
スキー場の草むらを歩き、スキー場第2リフトと第1リフトとの中継点(標高240m)あたりに出た。 |
スキー場を通るメインコースの方は展望が良い。大湊港に自衛隊基地が見える。 |
スキー場最高地点の休憩所「望海雪桜」が見えてきた。望海雪桜(標高535m)は休憩に適した場所である。 |
望海雪桜からは灌木地帯を進む。少し先に見える岩場が七面山である。 |
七面山は岩がゴロゴロした小ピークになっている。 |
七面山からは樹林帯の中の急登が続き、樹林帯を抜けると3本のアンテナの下側を通る。 |
岩場の手前となり、道案内板が現れた。「ガレ場」と記されているコースへ進む。 |
岩場の下側を通っていく。 |
ここの岩場は岩登りに利用されているようだ。 |
ガレ場を登るようになると山頂が近い感じになる。 |
山頂近くからスキー場方面を見下ろす。スキー場右隣の小さい沢が桜木沢であり、その下流に水源地公園がある。 |
山頂の釜臥山嶽大明神に着いた。隣はレーダードームになっている。 |
山頂から少し下ったところに釜臥山展望台があり、むつ市街を眺望する。 |
展望台から山頂へ戻る。山頂のレーダードームは改築中であった。 |
七面山と望海雪桜との間にある登山道分岐に着いた。七面山の脇と言った方が良いぐらいの近さに分岐がある。 |
ハッキリした登山道が続く。分岐点の近くで登山道は沢の左岸から右岸へ移動していく。 |
写真に見られるように登山道は沢の右岸を通っている。 |
登山道から林道へ出るあたりの、登山道の様子を示す。 |
沢の標高220mぐらいに砂防ダムがあり、砂防ダムの背後に釜臥山頂上が見える。 |
水源地公園へ戻ってきた。 |