縫道石山 雨の山行

むつ山岳会と日本山岳会青森支部との合同山行に参加した。 青森支部メンバーの目的は支部設立20周年記念として行われる10月山行の下見である。本番の10月山行には全国から多くの日本山岳会メンバーが集まると聞いている。 昨日は大尽山へ登り、きょうは縫道石山へ登る予定である。

photo_1

登山口で出発準備をしているときは雨が止んでおり、出発するころには雨がパラパラ降り始めた。
きょうは総勢8名の山行である。


photo_2

登山口から20分ぐらいでババ岩分岐に着く。下山時にババ岩へ立ち寄る予定である。


photo_3

ババ岩分岐の少し先にある峠には縫道石山の撮影ポイントがある。雨のため縫道石山が霞んでいる。


photo_4

野平分岐に着いた。野平からの登山道と福浦側からダルミ沢経由の登山道とが合流する十字路になっている。
野平からの登山道は藪化しつつあり、ダルミ沢経由の登山道は廃道と表示されている。


photo_5

ところどころで縫道石山を見上げる場所が現れる。雨は強まったり弱まったりしているが、まだ本降りではない。


photo_6

標高570mの肩地形へ登る急斜面から縫道石山を望む。


photo_7

標高570mの肩地形からは大石がゴロゴロした段差のある坂道が続く。このあたりから本降りの雨になってきた。


photo_8

縫道石山の山頂(626m)に着いた。雨が降っているが、山頂には15分ほど滞在した。


photo_9

下山時にババ岩を訪れ、縫道石山の眺望を楽しむ。相変わらず雨が降っている。


photo_10

その後、ババ岩のトンネルを訪れたが、全ての写真が失敗であった。
本降りの雨のため、トンネル内には水流が出来ていた。
これにより、岩のトンネルが水の浸食によって出来たものであることの確信が持てた。
「く」の字状の断面、等々を考えると、水の浸食だけで出来たとは思えないが、水の浸食が加わって出来たのであろう。
規模は全く異なるが、米国のWire Pass and Buckskin Gulchと同じく、水の浸食によって出来た狭い岩の通路である。


記録


前日の山行


ババ岩のトンネルに関する資料




ホームページへ


inserted by FC2 system