藤里駒ガ岳 黒石沢登山口から

山歩きの出来ない週末が続いているが、この週末は別である。 白神山地の秋田県側の山を訪れることを決め、バタバタとキャンプ道具を車に詰めて出発したが、寝袋を忘れてきた。真夏だから、寝袋なしでも問題はないであろう。 まずは藤里駒ガ岳を目指すことにする。前回はマイナーな樺岱登山口から藤里駒ガ岳へ登ったので、今回はポピュラーな黒石沢登山口から登ることにする。

       
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1車線の舗装道路(黒石林道)を辿り、標高790mの黒石沢登山口に着いた。
10台ぐらいが駐車しており、満車に近い。写真に写っている建物はトイレである。


   
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登山コース案内板を見てコース確認を行う。


   
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登山口から出発する。山頂へは2.5Kmある。


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湿原コースとブナ林コースとの分岐に着き、旧道となる湿原コースを進むことにする。


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田苗代湿原へ出た。左手に藤里駒ガ岳が見える。山頂は見えないが。


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高原の風が心地よい。久しぶりの山歩きを楽しむ。


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冷水沢コースが合流する分岐に着いた。冷水沢コースの入口には通行止めのロープが張られていた。
分岐から冷水沢コースを見た印象は「藪化」しているといったものであった。


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苔石がゴロゴロした登山道が標高1000mあたりまで続いている。なぜ、ブナ林コースが新たに造られたのか理解できる。


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かなり登り、北の方向に展望が得られるようになった。薄雲のため眺望は良いとは言えない。


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ブナ林コースが合流する分岐に着いた。山頂へは0.3Kmだ。


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藤里駒ガ岳山頂が見えてきた。


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藤里駒ガ岳の山頂(1158m)に着いた。きょうはガスのため遠くの展望が全く得られない。
写真に写っているグループは、黒石沢登山口〜藤里駒ガ岳〜樺岱登山口の縦走を行っていた。


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藤里駒ガ岳はダブル・ピークになっており、南ピークから三角点のある北ピークを振り返っている。
南ピークの方は谷を見下ろす感じで多少展望が得られるので、南ピークで昼食休憩にする。


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ブナ林コースを下り始め、藤里駒ガ岳山頂部を振り返っている。


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ブナ林コースは階段が続く。階段が崩れ、鉄の支柱が露出している場所が多々あり、歩きにくい。
一方、湿原コースを下れば、苔石で滑りやすいことが容易に想像できる。
両コースを比べた場合、どちらが良いのか甲乙つけがたい。湿原コースを登りに利用する点はハッキリしているが・・・。


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ブナ林コースも下部になると歩きやすくなる。


記録


付録

藤里駒ガ岳の登山後、岳岱自然観察教育林を訪れた。

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遊歩道の入口


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400年ブナ


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ブナ林にコケむした岩塊が点在するのが特徴的な風景林である。


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遊歩道は約1Kmの周回コースを中心に全長で1.8Kmある。



翌日の山行




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