東北自然歩道「日本キャニオンと十二湖めぐりのみち」を歩く

残暑きびしい中にも秋の気配が感じられるようになってきた。 1カ月ほど山歩きから遠ざかっていたので、足慣らしとして東北自然歩道「日本キャニオンと十二湖めぐりのみち」を歩くことにする。 大池の近くで東北自然歩道と別れ、周回コースとなるように歩いた。 一方、東北自然歩道の道筋については、当サイトが掲載する東北自然歩道「日本キャニオンと十二湖めぐりのみち」のコース図を大幅に修正する結果になった。

東北自然歩道「日本キャニオンと十二湖めぐりのみち」を辿るものの、周回コースとなるように歩いた。

歩いたコースを赤点で示す。青池〜金山の池の区間は、想像で赤点の道筋を描いている。


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東北自然歩道「日本キャニオンと十二湖めぐりのみち」の十二湖側出発点に着いた。
十二湖エリアに入り、最初の池・八景の池のところになる。広い駐車場やトイレがある。


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出発点の駐車場脇には十二湖案内板や東北自然歩道案内板がある。


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まずは日本キャニオン展望台へ向かう。


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展望台から日本キャニオンを眺める。背後に崩山が見える。


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日暮の池に着いた。


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日暮の池遊歩道を進むこともできる。しかし、東北自然歩道を探し、東北自然歩道を進もう。


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日暮の池と玉池との間に日暮神社があり、その神社脇に東北自然歩道が続いている。


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日暮神社のところの道案内板。実際に歩いて得た情報に基づき、東北自然歩道の道筋を赤点で示しておこう。
公的機関によって作成された東北自然歩道コース図を持参したが、大幅な修正が必要なコース図であった。


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日暮神社と沸壺の池との間の変則十字路に着いた。ここは「青池」と表示された方向へ進む。


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沸壺の池に着いた。


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沸壺の池には観察デッキがある。


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沸壺の池


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青池への道を進む。


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青池にも観察デッキがある。


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青池


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青池から100mほど引き返したところに金山の池への分岐点があり、金山の池へ向かう。
国土地理院の地図に記載されていない歩道であるが、たぶん東北自然歩道となっている道筋であろう。


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左手に青池を見下ろしながら進んでいる。もう一度、青池を撮っておこう。


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青池から0.3Kmほど進んだところに東北自然歩道の標柱があった。ヤレヤレ。


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四五郎の池とリフレッシュ村へ向かう分岐があったが、ここは直進して金山の池へ向かった。


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金山の池の近くになると、土石流跡を横切るところが2カ所あった。
大崩(694m)の裾野あたりを通っているので、大崩からの土石流であろう。


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金山の池に着き、大崩(694m)を眺望する。


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大崩(694m)。土石流跡が見える。


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金山の池遊歩道を辿る。この遊歩道よりも少し上側に東北自然歩道が通っているようだ。


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このような分岐ではコンパスを使い、進む方向を確認しながら進んだ。


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糸畑の池を右手に見ながら進んでいる。


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糸畑の池の下流側分岐に着き、「JRまつかみ」「面子坂の池」の方向へ進む。


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三蔵の池のあたり


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面子坂の池のあたり


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ここで東北自然歩道と別れる。直進して大池の方向へ進む。


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大池のあたりを進んでいるが、これといった見どころはないようだ。


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そろそろ帰路のことを考えた方が良いような雰囲気になってきた。


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大池と濁池との間に架かる橋に着いた。橋は朽ちて通行禁止になっていた。


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近くの分岐点に戻り、周回コースとなるように歩くのか思案中である。


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周回コースとなるように歩くことにし、ある分岐に着いた。
右の方は道筋がハッキリしているが、左の方は進みたい方向に対してショートカットとなるようだ。左へ進んでみよう。


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アチャ。10分ほど進むと、進むのが困難となった。分岐点に戻り、道筋のハッキリしている方を進もう。


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分岐点に戻り、道筋のハッキリしている山道を進んでいる。


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金山の池脇となり、案内標識が設けられた幅広い歩道に出て大池側を振り返っている。ヤレヤレ。


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長池のところを進んでいる。


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長池も澄んだ青い色をしている。きょう訪れた池の中では「沸壺の池」「青池」「長池」の3つがコバルトブルーの池であった。
これら3つの池を巡るように小さく周回するのも良さそうだ。


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再び日本キャニオン展望台を訪れ、西日の差すキャニオンを撮る。


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日本キャニオン


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大崩(694m)と崩山(940m)


記録



ハイキング後の散策など

ハイキング後に森山海岸を訪れた。

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松神崎の駐車場に着き、目の前に見えるのが「ガンガラ穴」と思ったが、これは「象岩」と呼ばれている。
この象岩から少し離れた断崖に観光スポット「ガンガラ穴」があり、その断崖上に「賽の河原」があるようだ。


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賽の河原へ向かう途中から、駐車場あたりの海岸を見下ろしている。ガンガラ穴への遊覧船が出る桟橋が見える。


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象岩と似たような大きな穴が点在している岩山は「茶右衛門館」(ちゃえもんだて)と呼ばれている。
その昔、森山城の一部となっていた岩山だ。土塁や堀切などの遺構が見られる。
茶右衛門館の下側にはJR五能線が通っている。


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タイミングよく、岩山のトンネルから列車が出てきた。


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賽の河原。ここの真下にガンガラ穴があることになる。


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賽の河原と白神岳


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森山海岸の散策後、ウェスパ椿山の展望温泉に入り、夕日を眺めることにする。


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日本海に沈む夕日を眺める温泉としては黄金崎不老不死温泉の方が有名である。
不老不死温泉の方は混雑していると思ってウェスパ椿山の方を選んだが、不老不死温泉の方も空いている感じだ。


参考資料



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