ミニ白神

くろくまの滝から青森市へ帰る途中にミニ白神を訪れた。 当サイトが掲載するミニ白神の案内地図に関し、現地調査の結果を反映させたい。 そのような目的で取材ハイキングに出かけた。

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ミニ白神の総合案内休憩所「くろもり館」に着いた。くろもり館の背後に然ガ岳(730.8m)が見える。


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出発点に立っている歩道案内板


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ブナをはじめ、ミズナラトチノキホウノキ等が混在した美しい落葉広葉樹林が広がっている。
ホウノキなどの樹木に関し、山仲間から得た知識の受け売りをしておこう。
ホウノキは軽くて、しなりがあることから、マタギはホウノキで杖(つえ)を作っていた。
ホウノキはトチノキと似ているが、単葉か複葉かで見分けるのが良く、ホウノキの葉は単葉になっている。
また、岩魚を焚き火で焼くときはクロモジ刺して焼くのが良い。よい香りのする低木である。
ミニ白神は有料なのだから、マタギが様々な樹木をどのように使っていたかを示す案内板が遊歩道にあっても良いかもしれない。
現在のところ、樹木名を示すプレートがあるのだが・・・。


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補聴器を使ってブナの音を聴くための場所がある。


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クマの爪跡のところにも案内標識がある。


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東屋の脇にブナ大木があることを知らせる案内標識が見られる。


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張出歩道の区間を進んでいる。ミニ白神は有料であることから、歩道や案内標識はよく整備されている。


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外回りコースと別れ、「森の湧きつぼ」と呼ばれる湧水の場所へ行ってみることにする。


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森の湧きつぼ


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外回りコースの分岐点へ登り返すつもりでいたが、迂回路があるようだ。迂回路を進むことにする。


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要所要所に歩道案内板が立っている。先の迂回路も示しておこう。


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ため池の脇には野鳥観察舎がある。


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くろもり館に戻ってきた。靴を洗う場所がある。その蛇口からは美味しい水が流れ出してきた。「森の湧きつぼ」からの水であろうか。


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くろもり館に展示されているクマの剥製。館内で閲覧可能な白神山地関連の本は充実している印象を受けた。


記録


午前の山行



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