白神山地 新緑の妙師崎沢

2週間前に暗門の滝の上流・妙師崎沢を訪れたときは沢シーズン開幕と呼ぶには少し早かった。 2週間後の妙師崎沢は新緑の季節を迎え、草花が咲き乱れていた。 沢料理の達人・Iさんとの2人行である。

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暗門から妙師崎沢へ抜ける昔の杣道(そまみち)を進んでいる。
今回は沢出合いから尾根に取り付くサブルートの方を登った。標高460mぐらいでメインルートと合流する。
潅木につかまりながら登る急斜面がつづき、泊まりの荷物を背負っての登りはきつかった。


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妙師崎沢は新緑の季節を迎えていた。2週間前はこんな感じだった。


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テント場予定地へ向け妙師崎沢を遡行する。現在立っている地点あたりに、次の写真で示す木がある。


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この木は以前にも掲載したが、再び登場だ。


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妙師崎沢に来れば毎回撮影している滝


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テント場に着き、テントを設営。今回はハンモックを持ってきた。


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沢の音を聞きながら、小鳥の歌声とブナ林の新緑を楽しむ。そんな訳で今日の写真撮影は終了。
昨年は5月22日に妙師崎沢を訪れ、エゾ春セミがうるさかった。今年は小鳥のさえずりが心地よい。
昨年と比べ、今年は2週間ほど季節の移り変わりが遅いようだ。


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昨夜は小雨が降ったが、朝起きたときは雨は止んでいた。朝もやの中、帰路につく。


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沢が曲がっていてもショートカットするように直進するので、沢歩きと言っても、意外と草藪の中を進むことが多い。
妙師崎沢は地元の人々が日帰りで入山できる山域にあり、草藪の中に踏み跡がついている。
新緑のころは花園のような草藪が広がっていることがある。


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朝もやの中、沢を下って行く。


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休憩した地点で、目の前にクマの爪痕があったので、パチリ


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上を見上げると、・・・


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まわりを見渡すと、・・・


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朝もやの中、昔の杣道を辿って暗門へ戻った。


記録



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