大川林道終点から1時間ほど歩き、タカヘグリの入口に着いた。タカヘグリへ入る前にここで休憩する。 右岸にナガセ沢の滝があり、その脇に鳥獣保護区の赤い標識があるので、この場所は特定しやすい。
|
いよいよ巨大ゴルジュ・タカヘグリへ入っていく。
|
大規模な崩壊地が見られる。山崩れでできた自然堰止湖があったが、いまは無くなっている。
|
タカヘグリを進む。
|
タカヘグリが最も狭くなる場所であり、タカヘグリの「メインステージ」と言えようか。
|
「メインステージ」へ突入する。
|
ここの水深が最も深い。今年は腰の深さであった。年によっては泳いで渡る必要がある場所だ。
|
水は冷たいが、泳ぎたいような暑さの日であるので、気持ち良い。
|
深淵をへつる。ここはタカヘグリのファイナルステージといった場所だ。
|
深淵を越えると、徐々に普通の河原になってくる。
|
オリサキ沢出合(標高341m)に着き、休憩を取る。 右のオリサキ沢は大川から赤石川へ抜けるルートに利用されている。
|
ヨドメの脇の滝とヨドメの滝(標高360mぐらい)に着いた。
|
ヨドメの脇の滝
|
ヨドメの滝(落差20m)
|
ヨドメの滝とヨドメの脇の滝との中間に巻き道を見つけ、登っている。 ヨドメの脇の滝は2段になっており、上段の滝が左手に見える。 ヨドメの脇の滝は枝沢になっているので、巻き道では大川本流の方へ出る必要がある。
|
ヨドメの滝の上に出た。
|
ヨドメの滝を越えると、伏流の区間が長く続く。
|
再び水流が現れ、ヒトハネ沢出合(標高420mぐらい)に着いた。右がヒトハネ沢、左が大川本流。
|
ヒトハネ沢出合の本流側に「ヒトハネの岩門」がある。 目屋マタギの神様・ジョウトク様が岩門を一跳びで越えたので、そこの枝沢に「ヒトハネ沢」の名がつけられたとの伝承がある。
|
われわれはジョウトク様のように一跳びで岩門を越えることはできない。水深は腰から胸の深さか。 岩門は上手くいけば「へつる」ことができる。帰路の写真を見れば難易度が理解できる。
|
この先も似たような河原が続いている感じだ。岩門を通過して少し進んだところで12時となり、昼食休憩にする。
|
帰路においても「へつり」で岩門を通過しようとしている。さて、水没することなく無事にトラバースできるのだろうか。
|