白神山地 大沢川 西股沢 西の谷

キノコ採りシーズンが終わった10月末、白神山地の大沢川へ入り、西股沢の西の谷を訪れた。 この沢を訪れるのは5カ月ぶりであり、今回はIさんとの2人行である。 なお、大沢川は世界自然遺産登録区域外に位置している。

       
photo1    

西股沢に沿った林道跡は林道に変わっていた。スギ林の間伐が行われたのであろうか。


   
photo2    

林道が終わり、林道跡になった。業者による刈り払いが行われており、林道跡は歩きやすくなっていた。
歩きやすくなったため、多くの人々が歩いた痕跡が見られ、林道跡ではキノコが採れなかった。


   
photo3

標高463mの二又で林道跡が終わり、西股沢の西の谷へ降り立つ。


photo4

巨石地帯がしばらく続く。写真右端に写っている白っぽい岩場は思い出の場所である。
1年半前の山行のとき、白っぽい岩場をへつる(水辺を横断する)際に滑り落ち、1台目のカメラをお釈迦にした。
つかみどころの無い岩場であり、見かけによらず難所である。


photo4b

水没前の同じ場所の写真が見つかったので載せておこう。2010年5月29日撮影。
ここの右岸(上流に向かって左側の岸)も難所であるが、右岸の方がつかみどころが多い。


photo5

深淵となり、右岸から小滝を高巻くところ


photo6

この深淵から30分ほどは渓谷美が続く。


photo7

ナメコを採りながら進む。


photo8

この小ゴルジュを越えると、緩やかな流れになる。


photo9

今回は小ゴルジュを越えたところにテントを張ることにした。
明日は雨の可能性がある。そのようなことを考えると、この辺りが適切か。


photo10

テント設営後、食材探しのため、上流を散策する。


photo11

標高565mの二又に着き、右側のマナリガ(鉛川)へ入っていく。


photo12

ブナハリタケやナメコを採る。写真はブナハリタケ。


photo13

マナリガ(鉛川)の最初は緩やかな流れが続く。


photo14

源流域の感じになってきた。


photo15

大量の湧水が流れ出している場所があった。最初は単なる枝沢と思っていたが、湧水と気づき、見とれる。


photo16

標高640mぐらいの滝に着いた。
現在位置は青森・秋田県境の小岳(1042m)に近い山域と言えばよいのだろうか。


photo17

この滝の先に、「天女の滝」と呼ばれる滝(15m)があるはずなのだが、・・・


photo18

この滝を高巻くにはロープなどの装備が必要であり、今日はここで折り返すのが良さそうだ。


photo19

テント場に戻り、男の料理教室が始まる。ナメコやブナハリタケを使った料理が今日のテーマである。
ブナハリタケは一度ゆでてから冷水に浸け、固く絞って苦みを取り、それから調理に使う。
ブナハリタケは肉炒めや野菜炒めとの相性が良いそうだ。
ブナハリタケに加えるベーコン・玉ねぎ・ニンニクなど、炒め物の準備をしている。


photo20

暗くなってからは焚火を楽しむ。夜空に星が見え、雨の心配はしなくても良いようだ。



記録



ホームページへ


inserted by FC2 system