山仲間のKさんから2日前に電話があり、尾太岳の東側にある沢へ行かないかと誘いがあり、訪れたのがこの立俣沢(たてまたさわ)である。 この沢は世界遺産登録地域外にあり、沢登りの世界ではまったく知られていない沢だ。 そういったこともあり、テント泊の山行として再び訪れたいような渓流なのかどうかを調べるのがこの山行の目的である。 紅葉の真っ盛りでもあるので、キノコ採りをしながら紅葉も楽しみたい。そういった多目的な山行である。 はたして立俣沢はどのような渓流なのであろうか。
立俣沢は尾太岳(1083m)と陣場岳(1049m)との間を流れる湯ノ沢川の源流域にある。 西目屋村から湯ノ沢川沿いの道路を進み、立俣沢に架かる釣瓶橋を渡ったところで道路脇に駐車し、立俣沢へ入る。