白神山地 湯ノ沢川 立俣沢

山仲間のKさんから2日前に電話があり、尾太岳の東側にある沢へ行かないかと誘いがあり、訪れたのがこの立俣沢(たてまたさわ)である。 この沢は世界遺産登録地域外にあり、沢登りの世界ではまったく知られていない沢だ。 そういったこともあり、テント泊の山行として再び訪れたいような渓流なのかどうかを調べるのがこの山行の目的である。 紅葉の真っ盛りでもあるので、キノコ採りをしながら紅葉も楽しみたい。そういった多目的な山行である。 はたして立俣沢はどのような渓流なのであろうか。

立俣沢は尾太岳(1083m)と陣場岳(1049m)との間を流れる湯ノ沢川の源流域にある。 西目屋村から湯ノ沢川沿いの道路を進み、立俣沢に架かる釣瓶橋を渡ったところで道路脇に駐車し、立俣沢へ入る。


       
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釣瓶落(つるべおとし)峠の紅葉
青森県と秋田県の県境にある。


   
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駐車場所から見た尾太岳(1083m)



   
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立俣沢で出会った80歳の「若者」
来春の釣りシーズンのための岩魚調査を兼ね、キノコ採りに来られていた。


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最初の1時間ほどは沢歩きに適した変化のある渓流が続く。


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キノコを採りながら、ゆっくり進む。


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岸には踏み跡が見られ、地元の人々が入っている沢であることを実感する。


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3つの沢が合流する標高530mあたりの第1の滝


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第1の滝あたりの風景


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第1の滝の上流側は単調な沢が続く。
単調な沢が長く続くと、もう少し変化のある沢であったらと思うようになる。


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標高610mあたりの二股で昼食
ところどころでテント場適地があるが、テント場にするための整地が必要


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昼食後、再び山の恵みを頂きながら本流を遡行する。
果実酒のための実(ガマズミ)を取っているところ


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標高660mあたりで1時50分となり、折り返す。


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好天に恵まれ、紅葉を満喫する。


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東北サンショウウオ


記録

資料



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