白神山地 湯ノ沢川 立俣沢

残暑の残る9月上旬、山仲間のIさんと二人で白神山地へ出かけ、世界遺産登録地域外に位置する湯ノ沢川の源流域・立俣沢(たてまたさわ)へ入った。

この立俣沢については2年前に下見をしており、その時の印象は沢キャンプに適していないといったものだった。 車道から直接入ることができる沢であり、沢の岸に踏み跡が着いているなど、地元の人々が入っている痕跡が見られた。 したがって岩魚が多いとは思えない。さらに平坦な沢が続き、渓谷美が少ない。

その一方で、沢の流域全体がブナなどの落葉広葉樹林で覆われており、白神山地らしい源流域になっている。 そのような沢で焚火ができる点は魅力的だ。 実際にキャンプをしてみれば、この沢の印象も変わるかもしれない。 そんな気持で沢へ入って行った。


       
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釣瓶(つるべ)橋を渡ったところの道路脇に駐車し、尾太岳(1083m)を見ている。
釣瓶橋の南端・山側に、コンクリート溝に沿って沢へ下る踏み跡が着いている。


   
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立俣沢を進む。平坦な沢が続く。



   
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車道から1Km、1時間ほどで三又に着く。


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雨がポツリポツリ降るような天気であり、三又のところにテントを張ることにする。


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岩魚釣りをしながら上流を散策する。
もともと岩魚が少ないためか、岩魚釣りに適していない時間帯のためか、釣り成果はかんばしくない。


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かなり上流側で山菜採りの地元の人と出会った。
先行者がいたことが釣り成果へ大きく影響したことは明らかだ。


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テント場へ戻り、焚火の準備を始める。
沢の方向=風の方向であるので、その方向に薪を並べ、積み上げている。


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焚火の準備が終り、しばしリラックスする。


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焚火を開始する。いまだ雰囲気のある焚火の写真が撮れていない。焚火の写真は意外に難しい。


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これは「夜景」モードで撮った写真だったと思う。


記録

資料



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