冷水岳

5月連休のとき、藤里駒ガ岳の北隣に位置する冷水岳(1043m)へ2人パーティで登った。 近くの1097mピークの方を冷水岳と記載している地図もある。 こちらの方は鞍部を介して藤里駒ガ岳の北隣にあり、「ガラサワノボッチ」とも呼ばれているピークである。 藤里駒ガ岳(1158m)は世界自然遺産・白神山地を秋田県側から眺望できる山として知られている。 出発した時点では冷水岳ルートに通行可能なほどの残雪が残っていないと思われ、藤里駒ガ岳へ登るつもりであった。 ところが冷水岳ルートがよく見えるところまで進むと、尾根には通行可能なほどの残雪が残っているようであり、冷水岳を目指すことにした。 藤里駒ガ岳の黒石沢旧登山コースを辿り、田苗代湿原を通過したところの鞍部手前から冷水岳への尾根を登り始めた。

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山行ルート図は記憶に基づいて描いたものであり、GPS軌跡図のように正確ではない。


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冷水岳山頂から岩木山方面を眺望する。


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藤里駒ガ岳山麓のクルミ台キャンプ場に泊まり、明日の登山に備えている。
東京方面からの釣り人を含め、沢では多くの釣り人を見かけた。


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岳岱自然観察教育林を通過し、黒石沢登山口へ向かう車道の途中まで除雪されていた。
除雪終点からスノーシューを履き、黒石沢登山口へ向かう。


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スタート地点から1時間ほどで黒石沢登山口に着いた。前方に藤里駒ガ岳が見える。


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黒石沢登山口から冷水岳方面を望む。写真中央よりも少し左側のピークが冷水岳である。


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冷水岳への尾根ルートを見ている。小さいピークが数個連なり、緩く登っていくルートになっている。


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旧登山コースを辿って田苗代湿原を縦断中である。旧登山コースの尾根が見える。


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鞍部の近くで冷水岳への尾根を登り始める。左手側の尾根が藤里駒ガ岳への旧登山コースである。


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冷水岳への尾根ルートを登り始める。クマの多い山域なので、鞍部のところからクマ・ベルを使用する。


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藤里駒ガ岳方面を振り返る。田苗代湿原が見える。


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藤里駒ガ岳のアップ。写真中央の尾根に旧登山コースが通っている。


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冷水岳山頂近くから再び藤里駒ガ岳方面を振り返る。
この尾根ルートは雪庇に注意する必要があるが、勾配は緩やである。


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冷水岳山頂が近い。


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冷水岳山頂から岩木山方面を眺望する。写真に写っている谷は大沢川の西股沢である。
写真右端に写っている青い三角ピークが尾太岳(1083m)だ。


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岩木山のアップ


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1097mピークがある東側の稜線を眺望する。
写真左端に写っている青い三角ピークが尾太岳(1083m)である。


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目を西に向けると、向白神岳の稜線が遥かかなたに見える。
小岳なども樹間から見えるが、西側の展望は良いとは言えない。


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