4月中旬の週末、白神岳を訪れることにした。 土曜日は好天、日曜日の12時以降は降水確率90%の天気予報である。 Kさんとの2人行である。
歩いたルートを赤点で示す。最後の水場から尾根へ登る区間は、下りルートのみを示している。 |
登山口はすっかり春模様である。登山道を進むに従って徐々に残雪が現れるが、単純化すると、冬道分岐には雪がなく、二股分岐あたりから残雪が続くようになった感じだ。 |
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残雪で覆われた登山道を進み、最後の水場に着いた。ここで水2リットルを調達する。ザックが急に重くなった感じだ。 |
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最後の水場からの沢では一面雪原が広がっていた。この沢の途中から夏道は右岸の急斜面へ向かう。一方、先行者の足跡は左岸へ向かっている。 |
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沢を詰めるのが良いルート取りになると思えたが、結果的には急斜面を登ることになった。 |
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マテ山コース尾根上を進むと、下山してきた先行者と出会い、避難小屋の様子を聞く。 |
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森林限界で防寒の準備をする。森林限界を越えると寒風に曝されるので、それなりの準備が必要である。 |
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稜線への急坂を登る。 |
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急坂の途中から、登ってきたマテ山コース尾根を振り返る。天候が悪化方向に向かっているようだ。 |
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稜線上の大峰分岐に着き、対岸に向白神岳が見える。 |
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稜線上では寒風に曝されながら避難小屋へ向かう。薄いガスで覆われつつある。 |
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白神岳山頂脇の避難小屋に着いた。3階の窓から小屋へ入る。 |
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白神岳山頂を訪れ、ガスの晴れ間から見られる展望を楽しむ。 |
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避難小屋で寝泊まりの準備をしていると、単独行者が小屋に到着した。白神周辺の写真をインターネット上に掲載されているFさんであった。 |
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避難小屋が朝を迎えつつある。「本日晴天なれども風強し」といった天気だ。 |
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Fさんは玄関岳方面へ足を延し、写真撮影に夢中のようだ。 |
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避難小屋から白神山地の主峰・向白神岳へは片道3時間、往復6時間が目安になる。 |
向白神岳へ向かう場合は玄関岳が最大の難所になる。 |
白神山地の山並み |
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朝食後、玄関岳方面へ散策した。耐風姿勢を取るほどの強風が吹いている。暴風警報が出ていたことを山行後に知る。 |
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向白神岳。手前の雪庇に舞い上がる雪煙を撮りたいのだか、タイミングが難しい。 |
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ここから見える向白神岳は偽山頂(1250m)であり、その背後に三角点のある向白神岳(1243m)が位置している。 |
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白神山地の山並みを再び撮っておこう。 |
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避難小屋あたりを振り返っている。いまは晴れているが、午後は降水確率90%の天気予報である。小屋に戻り、下山しよう。 |
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避難小屋3階の様子 |
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稜線を辿り、下山を始める。 |
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強風が吹いているが、快晴の下、景色を楽しみながら進む。 |
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マテ山コース尾根から最後の水場へ下るルートは、昨日のSさんが通ったであろうルートにする。 |
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尾根から降り始めたあたりの様子である。 |
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急斜面のところもあるが、昨日の登りルートよりも良さそうだ。 |
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大きくカーブを描きながら進み、最後の水場へ至る沢に着いた。 |
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沢に着いたところで沢源頭側を見ている。 |
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最後の水場に着いた。ここからは登山道を辿って戻れば良い。 |