アクアグリーンビレッジ暗門の登山口から出発する。津軽峠まで5.6Kmある。
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久しぶりの白神山地だ。他の山に比べ、やはり白神山地のブナ林は一味も二味も違う。
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カナヤマ沢の左岸、標高470mぐらいなると、ミズナラの巨木が現れる。
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標高560mぐらいでカナヤマ沢の源流域を横切り、左岸から右岸へ移る。 ミズナラの巨木のあたりでは沢の水音が聞こえるが、沢を横切るところは水の流れていない源流域になる。
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カナヤマ沢とシバクラ沢との中間尾根を登り、そしてシバクラ沢とタカクラ沢との中間尾根を登るようになる。
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ロープの張られた急坂を登るようになると、タカクラ沢の大スラブが見える場所がある。 この地点から岩木山も見えるのだが、きょうの岩木山は雲で覆われている。
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同じ場所からの、晴れた日の眺望
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ロープの張られた急坂が続く。この急坂を登り切ったピークがタカクラノボッチ(820m)になる。
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タカクラノボッチ(820m)に着き、30mほど進むと展望広場がある。 雲で覆われた岩木山を見ながら昼食休憩にする。
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同じ場所からの、晴れた日の眺望
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タカクラノボッチからは平坦な稜線上の登山道を辿るので快調に進む。
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紅葉のころ(10月19日)の、稜線上の登山道
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山岳同人たがじょうの仲間2人が登山道で休憩しているのに出会った。 話を聞くと、タカクラ沢の大スラブを登攀し、さきほど登山道へ出たとの話である。 7:30に沢へ入り、12:30に登山道へ出た。大スラブの区間に3時間かかったようだ。
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高倉森山頂(829m)に着いた。ここは展望が全く得られない。引き続き津軽峠へ向けて歩く。
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ある程度のアップダウンがあるが、稜線上の登山道は歩きやすい。津軽峠が近い。
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世界遺産・白神山地の境界線のところを通過する。ここからは緩衝地帯外となる。 歩道を通って世界遺産地域内へ入る入口には、必ず現在位置を示す地図が掲示されている。
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津軽峠の登山口に着いた。この時までは歩いて戻っても良いし、バスに乗って戻っても良いと考えていた。 ブナの巨木「マザーツリー」を見たり、散策路「ぶな巨木ふれあいの径」を部分的に歩く予定である。 そうであっても、その前にバスのスケジュールをチェックしておこう。
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津軽峠のバス停にはバスが止まっており、10分後の13:40に最終便が出発することが分かった。 バスで戻ることに即決する。急いでマザーツリーとふれあいの径を見に行こう。
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マザーツリーへ行く途中に「ふれあいの径」の分岐がある。
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ふれあいの径のチェックおわり。
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マザーツリーも見た。幹周4.65m、樹高30m、推定樹齢400年のブナ巨木である。 バス出発の3分前にバスに飛び乗った。
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