6月下旬に種差海岸を訪れ、東北自然歩道「種差海岸とうみねこのみち」を歩くことにした。 あちら、こちらへ寄り道をしながら、東北自然歩道の全行程を歩く予定である。 昨日はやませ(山背)の霧で寒いぐらいであったが、今日は晴れ渡り、ハイキング日和となった。
種差天然芝生地の南端から出発することにする。なぜ?芝生地の海岸寄りがお花畑になっているからだ。 |
芝生地の岸辺に沿って進む。多くのニッコウキスゲが見られる。 |
ニッコウキスゲが主体であるが、ノハナショウブやツリガネニンジンなど、他の花も見られる。 |
芝生地から淀の松原へ入る地点には、大きな種差海岸遊歩道の案内板が立っている。 |
淀の松原の入口あたり |
淀の松原の入口に立っている案内板 |
淀の松原でもニッコウキスゲが見られる。小鳥のさえずり、清々しい朝、美しい風景・・・ |
前方に白岩が見えてきた。海鵜の糞で白くなったことから白石と呼ばれている。白岩の背後に鮫角灯台が見える。 |
淀の松原を進む。 |
深久保漁港では昆布の日干しが行われていた。今日のように晴れていたら、日干しは1日で終わるようだ。 |
深久保漁港から白浜漁港へ向かう。 |
白浜漁港が見えてきた。その北側には大須賀海岸の浜辺が広がっている。 |
白浜漁港では漁船エンジンの点検が行われていた。 |
白浜海水浴場から砂浜の歩きが始まる。砂浜の区間は40分ほどで歩ける。 |
浜辺には小さい水流が流れ出しているが、今日は跨いで渡れる。 |
大須賀海岸は鳴き砂の浜としても知られている。 |
大須賀海岸バス停あたりから大須賀海岸を振り返っている。 |
大須賀海岸から中須賀へと進み、「釜の口」と呼ばれるあたりになってきた。 |
現代日本画の最高峰・東山魁夷(かいい)の代表作「道」は、このあたりの道を描いたものとされている。 |
「釜の口」と呼ばれる場所で道草をしている。 |
中須賀の遊歩道を進む。 |
遊歩道脇のベンチで休憩 |
休憩中にスカシユリを見つけた。スカシユリはこれからシーズンを迎える。 |
中須賀の遊歩道を振り返る。 |
葦毛崎(あしげざき)展望台が見えてきた。展望台には駐車場やカフェテラス「ホロンバイル」がある。 |
葦毛崎展望台に着いた。 |
葦毛崎展望台から、歩いてきた方向を眺望する。葦毛崎展望台の周辺でもニッコウキスゲが見られる。 |
葦毛崎展望台から北側の海岸線を見ている。これより先は遊歩道がなく、車道を歩くことになる。 |
現時点で個人レベルで出来ることは、葦毛崎展望台と鮫角灯台との間に、歩いて通れるような抜け道を探ることぐらいだ。 |
左の脇道、右の脇道を探るが、すぐに行き止まりになる。素直に車道を歩くのが良いとの結論に達した。 |
車道を歩き、鮫角(さめかど)灯台への交差点に着いた。ここは左へ入る。 |
鮫角灯台を訪れることにする。いまは朝9時で、灯台の一般公開が始まる時間でもある。 |
鮫角灯台は初点1938年、高さ23mあり、日本の灯台50選に選ばれている。 |
鮫角灯台から葦毛崎展望台あたりを見ている。展望台〜灯台の間に抜け道がないかどうか見ているが、やはり無い。 |
隣のタイヘイ牧場のあたりも見ているが、展望台〜灯台の間には大手を振って通れるような抜け道がない。 |
鮫角灯台から東北自然歩道へ戻り、ハイキングを続ける。この角にも東北自然歩道の標柱が立っている。 |
墓地の隣を通る。次の交差点で右折し、八戸市水産科学館へ向かう。 |
八戸市水産科学館前に着いた。科学館脇には下の車道へ出る近道の階段がある。 |
科学館脇の階段を下り、下の車道へ向かう。前方に蕪島(かぶしま)と八戸港が見えてきた。 |
蕪島(かぶしま)はウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されている。 |
ウミネコの糞害を受けないように傘を利用している人が多い。 |
蕪島から八戸港を見ている。 |
蕪島から15分ほどで踏切が見えてくるので、踏切を渡る。この角にも東北自然歩道の標柱がある。 |
踏切から2、3分で鮫駅に着く。鮫駅前に展示されている鮫の模型は「ジョーズ」な出来栄えだ。 |