東北自然歩道「種差海岸とうみねこのみち」を歩く 6月下旬

6月下旬に種差海岸を訪れ、東北自然歩道「種差海岸とうみねこのみち」を歩くことにした。 あちら、こちらへ寄り道をしながら、東北自然歩道の全行程を歩く予定である。 昨日はやませ(山背)の霧で寒いぐらいであったが、今日は晴れ渡り、ハイキング日和となった。

       
photo_01    

種差天然芝生地の南端から出発することにする。なぜ?芝生地の海岸寄りがお花畑になっているからだ。


   
photo_02    

芝生地の岸辺に沿って進む。多くのニッコウキスゲが見られる。
草露で履物が濡れるので、それなりの履物が必要である。


   
photo_03

ニッコウキスゲが主体であるが、ノハナショウブやツリガネニンジンなど、他の花も見られる。


photo_04

芝生地から淀の松原へ入る地点には、大きな種差海岸遊歩道の案内板が立っている。


photo_05

淀の松原の入口あたり


photo_06

淀の松原の入口に立っている案内板


photo_07

淀の松原でもニッコウキスゲが見られる。小鳥のさえずり、清々しい朝、美しい風景・・・


photo_08  

前方に白岩が見えてきた。海鵜の糞で白くなったことから白石と呼ばれている。白岩の背後に鮫角灯台が見える。


photo_09

淀の松原を進む。


photo_10  

深久保漁港では昆布の日干しが行われていた。今日のように晴れていたら、日干しは1日で終わるようだ。


photo_11

深久保漁港から白浜漁港へ向かう。
昨年に比べ、今回のハイキングでは「地獄穴」や「象の親子岩」などの新しい見所標識が数カ所で見られた。


photo_12  

白浜漁港が見えてきた。その北側には大須賀海岸の浜辺が広がっている。


photo_13

白浜漁港では漁船エンジンの点検が行われていた。


photo_14  

白浜海水浴場から砂浜の歩きが始まる。砂浜の区間は40分ほどで歩ける。


photo_15

浜辺には小さい水流が流れ出しているが、今日は跨いで渡れる。


photo_16  

大須賀海岸は鳴き砂の浜としても知られている。
そのような砂浜にフィットする歌「White Sandy Beach」をリンクしておこう。ハワイの歌であるが。


photo_17

大須賀海岸バス停あたりから大須賀海岸を振り返っている。


photo_18  

大須賀海岸から中須賀へと進み、「釜の口」と呼ばれるあたりになってきた。
この辺りには東山魁夷「道」記念碑が車道脇に立っている。


photo_19  

現代日本画の最高峰・東山魁夷(かいい)の代表作「」は、このあたりの道を描いたものとされている。
その記念碑が遊歩道から近い車道脇に立っている。これはハイキング後の帰路において撮影した。


photo_20

「釜の口」と呼ばれる場所で道草をしている。


photo_21  

中須賀の遊歩道を進む。


photo_22

遊歩道脇のベンチで休憩


photo_23  

休憩中にスカシユリを見つけた。スカシユリはこれからシーズンを迎える。


photo_24

中須賀の遊歩道を振り返る。


photo_25  

葦毛崎(あしげざき)展望台が見えてきた。展望台には駐車場やカフェテラス「ホロンバイル」がある。


photo_26  

葦毛崎展望台に着いた。


photo_27

葦毛崎展望台から、歩いてきた方向を眺望する。葦毛崎展望台の周辺でもニッコウキスゲが見られる。


photo_28  

葦毛崎展望台から北側の海岸線を見ている。これより先は遊歩道がなく、車道を歩くことになる。
葦毛崎展望台〜蕪島の海岸線に遊歩道が造られることを期待したい。そうすれば蕪島〜種差芝生地の区間が遊歩道で繋がる。


photo_29  

現時点で個人レベルで出来ることは、葦毛崎展望台と鮫角灯台との間に、歩いて通れるような抜け道を探ることぐらいだ。
まずは葦毛崎展望台から車道を横切ったあたり、写真に写っている松林のあたりを探ってみよう。


photo_30

左の脇道、右の脇道を探るが、すぐに行き止まりになる。素直に車道を歩くのが良いとの結論に達した。


photo_31  

車道を歩き、鮫角(さめかど)灯台への交差点に着いた。ここは左へ入る。
この角には自然歩道の案内標柱が立っている。「葦毛崎展望台0.9Km、八戸水産科学館1.2Km」と書かれている。


photo_32

鮫角灯台を訪れることにする。いまは朝9時で、灯台の一般公開が始まる時間でもある。


photo_33  

鮫角灯台は初点1938年、高さ23mあり、日本の灯台50選に選ばれている。
土・日・祝日は無料開放されている。時間は9時〜16時。


photo_34

鮫角灯台から葦毛崎展望台あたりを見ている。展望台〜灯台の間に抜け道がないかどうか見ているが、やはり無い。
展望台〜灯台の間に遊歩道が公共機関によって造られることを期待したい。


photo_35  

隣のタイヘイ牧場のあたりも見ているが、展望台〜灯台の間には大手を振って通れるような抜け道がない。


photo_36  

鮫角灯台から東北自然歩道へ戻り、ハイキングを続ける。この角にも東北自然歩道の標柱が立っている。


photo_37

墓地の隣を通る。次の交差点で右折し、八戸市水産科学館へ向かう。


photo_38  

八戸市水産科学館前に着いた。科学館脇には下の車道へ出る近道の階段がある。


photo_39  

科学館脇の階段を下り、下の車道へ向かう。前方に蕪島(かぶしま)と八戸港が見えてきた。


photo_40

蕪島(かぶしま)はウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されている。


photo_41  

ウミネコの糞害を受けないように傘を利用している人が多い。


photo_42

蕪島から八戸港を見ている。


photo_43  

蕪島から15分ほどで踏切が見えてくるので、踏切を渡る。この角にも東北自然歩道の標柱がある。


photo_44

踏切から2、3分で鮫駅に着く。鮫駅前に展示されている鮫の模型は「ジョーズ」な出来栄えだ。
バスまたは汽車で種差海岸駅へ戻る予定である。次に出発するのが汽車であったので、汽車で戻ることにした。


記録




ホームページへ


inserted by FC2 system