南八甲田 バッカイ沢

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南八甲田のバッカイ沢を遡行して沢を登り詰め、駒ガ峰北側に広がる湿原を訪れた。
最初の計画は、バッカイ沢〜駒ガ峰北側の湿原〜赤水沢からなる周回ルートを歩くものであった。
ところが、源頭部でのルートミスの修正に手間取り、根曲がり竹の藪こぎも想定していた以上であった。
湿原に着いたときには疲れ果てており、再び長い藪こぎして赤水沢の源頭を探す気持ちになれない。
といった訳で湿原から駒ガ峰近くの登山道へ逃げることにした。距離にして400m、標高差90mほどの藪こぎか。
根曲がり竹の藪こぎを1時間半ほどして登山道へ出た。この区間でも予想以上に時間がかかった。
結果から考えると、赤水沢へ下る方が楽であったようだ。さらに単独行ではなく、グループで訪れるべきであったかもしれない。
赤水沢へ回るルートではなく、1240mあたりの湿原から逆川へ回るルートも考えられる。こちらの方が藪こぎは少ない。
最後にバッカイ沢の遡行について述べれば、沢登り初級者が容易に登ることのできる滝が十個ほど現れ、沢登り初級者が楽しめる沢である。

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ルート略図
後から考え、このようなルートを取るべきであったと思われるルートを示しています。
具体的には湿原から駒ガ峰の登山道へのルートは沢筋を辿って駒ガ峰東側の鞍部へ出るのが良い。


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迷岱の「水道敷」と呼ばれるところからスタート
国道103号線の道路脇に車1台分の駐車スペースがある。
荒川を横断する水道敷に沿って歩道が設けられている。


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バッカイ沢を遡行し、第3の滝を越えて少し進んだあたり
水道敷の歩道はバッカイ沢出合いより少し上流側で荒川へ降る。
第1〜第3の滝は荒川源流域のページで


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第4の滝



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第6の滝



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第9番目ぐらいの滝で、最後から2番めの滝
この滝の後、海抜1100mぐらいの二俣では右沢へ進んだ。


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台地へ出た感じになったところで最後の滝が現れた。
レンズに付着した水のため見苦しい写真になった。


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海抜1240mあたりの湿原
沢の左岸にあるので、岸に上がれば湿原が目の前に見える。
ここまでは順調に進む。

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なかなか目的の湿原に着かないため、木に登って位置確認をする。
沢に沿った藪こぎも大変であるが、沢に出て藪こぎをするのはもっと大変
やはり最後まで沢を辿るべきであった。反省。

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長い藪こぎの末、やっと目的の湿原に着いた。
写真左側のピークが駒ガ峰(1416m)


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湿原と池塘
写真のピークが駒ガ峰(1416m)


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湿原と池塘
遠くに横岳が見える。


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湿原
前方のピークがニセ駒


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昼食後、湿原の東側へ進む。
東側が少し低くなっており小沼が点在する。


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この湿原で一番大きい沼
2万5千分の1の地図にも記載されている。


記録

資料



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