南八甲田縦走 城ガ倉大橋〜逆川岳〜櫛ガ峰〜乗鞍岳〜赤倉岳〜蔦温泉

南八甲田を縦走する山岳同人たがじょの山行であり、IZさん・NTさんを含む3人パーティである。 城ガ倉大橋〜逆川岳〜櫛ガ峰〜乗鞍岳〜赤倉岳〜蔦温泉のルートを1泊2日で歩く計画である。 1日5時間ほどの歩きになると思われるので余裕のある計画だ。 ところが、歩き始めて1時間半ほど進んだところで雨のためテント泊にする。 そんな訳で全行程の8.5割ほどの距離を1日で歩くことになった。

山行ルート図

山行ルート図


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城ガ倉大橋西側駐車所から出発し、1時間半ほど進んだところで雨のためテント泊。
昨夜は雨から雪になり、薄く積もった新雪の朝を迎えた。きょうの降水確率はゼロ%との天気予報である。


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7時40分にテントサイトを出発する。
全行程の8.5割ほどの距離を1日で歩くことになるが、どのようになるのであろうか。


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逆川岳あたりの高層湿原を横切っている。雪煙が舞い上がり、風の強い日だ。


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逆川岳あたりから横岳を見る。横岳をスキップし、逆川岳から櫛ガ峰へ向かうルートを取る予定である。


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逆川岳あたりから進行方向を見ている。眼下に横沼、遥かかなたに櫛ガ峰が見える。


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逆川岳あたりから横沼湖畔へ下ったところ。雪原となった横沼の背後に横岳が見える。


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湿原を拾いながら、ほぼ直線的に進むルートを取り、横岳〜櫛ガ峰の分水嶺へ向かっている。


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横岳〜櫛ガ峰の分水嶺を辿り、櫛ガ峰へ向っている。
開けた場所では雪煙が舞い上がっている。


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北八甲田は雲が取れ、全開である。


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雪煙が舞い上がっているものの、南八甲田も全開だ。


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櫛ガ峰が近くなってきた。


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櫛ガ峰の裾野から横岳方面を振り返る。


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櫛ガ峰の裾野から北八甲田連峰を眺望する。


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櫛ガ峰への登りでは強い寒風にさらされる。


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櫛ガ峰への登り


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櫛ガ峰の山頂(1516.5m)では、よろけるぐらいの強い風が吹いていた。早々に下山する。


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櫛ガ峰からの滑降


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櫛ガ峰から乗鞍岳へ向かう。写真右端ぐらいに乗鞍岳が写っている。


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乗鞍岳へ登るルートを確認している。


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夏場の駒ガ峰水場付近で昼食休憩(40分)を取った後、乗鞍岳へ向う。
右に巻きながら尾根斜面を斜登するルートを取る予定である。


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乗鞍岳への登りから櫛ガ峰を振り返る。


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山頂近くでは山岳スキーの乗鞍岳ルートを辿る感じで登った。
猿倉岳の背後に北八甲田が眺望できる。


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乗鞍岳山頂に着いた。山頂の大石が少し露出していた。遠くに戸来岳や十和田湖が見える。


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亀裂の脇を通り、乗鞍岳を下り始める。


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乗鞍岳の東斜面を下る。


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乗鞍岳の東斜面から赤倉岳を見ている。


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鞍部から乗鞍岳の南東斜面を見る。雪崩れが良く起きている無立木の急斜面である。


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赤倉岳の山頂近くではカモシカを見た。


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赤倉岳山頂部から北八甲田を眺望する。


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赤倉岳山頂から蔦温泉方面を見下ろす。眼下に1001mピークが見える。
写真右端に写っている尾根を途中まで下り、1001mピーク手前側の沢源頭へ移動する予定である。


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赤倉岳の南東斜面を下る。


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前方に1001mピークが見えてきた。
1001mピークあたりは灌木が露出しているので右から巻くのが良さそうだ。


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1001mピークを巻くあたりの尾根斜面を進んでいる。
標高900mあたりを通って1001mピークを巻いた。


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蔦温泉へ向けて下っている。杉林が見えた場合は杉林の北端を通るようにすると軌道修正ができる。
崖の近くでは落葉樹林になっている。蔦温泉の近くでは崖に近づかず離れずといった感じで進めば良い。


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標高490mぐらいで尾根ルートが終わり、崖のような急斜面を下って菅沼湖畔へ出る。
尾根ルートの終点では崖の縁に赤テープが見られる。
写真に写っているように対岸に崖の山肌が見えることも参考になる。
標高470mぐらいでは崖の縁まで杉林になっている。その場合は少し下りすぎている。


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菅沼は春を迎えようとしていた。
きょうは9時間歩いた。今回の全行程は10時間半ほどで歩けるようだ。
1泊2日のザックを背負っているので早足で歩けるはずも無く、ごく普通のスピードで歩いた。
横岳や猿倉岳を含むルート取りにすると、プラス2時間ぐらいか。


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