阿闍羅山 東北自然歩道を辿る楽勝登山の予定のはずだったが

四国に上陸した大型台風が北へ進んでいる。 一方、青森では東が曇っているが、西には青空が見える。今日はなんとか天気が持ちそうだ。 青森県の西側で、まだ登っていない山として阿闍羅山がある。 東北自然歩道「阿闍羅行者修行のみち」を辿れば、藪こぎもなく、それなりの長さのハイキングになる。 そんなわけで阿闍羅山へ向かった。

photo1

東北自然歩道を赤点で示している。緑色のルートを通って山を越えるつもりであったが、・・・


photo1

東北自然歩道「阿闍羅行者修行のみち」のスタート地点はJR長峰駅になる。
ここには東北自然歩道の案内板がある。


photo2

JR長峰駅から国道7号線を横切り、苦木観音橋を渡る。前方に阿闍羅山が見える。


photo3

苦木長谷観音堂(熊野神社)に着いた。
実際は観音堂の駐車場に駐車し、そこから歩き始めた。


photo4

大鰐療育センターから少し北へ行ったところに東北自然歩道が通っている。
ここから山へ入る感じになる。


photo5

東北自然歩道はここで右折するが、草藪が続く感じである。
一方、直進して山を越えればショートカットとなる。地図にも道筋が描かれており、見た目も大丈夫そうだ。


photo6

ハッキリした林道が続き、問題なく山越えが出来そうだ。
国土地理院の2万5千分の1地形図は、この山道を「東北自然歩道」と記している。
このページの冒頭に示す地図も、そのようになっている。


photo7

ハッキリした林道は終わったが、まだ大丈夫そうであり、先へ進む。


photo8

標高290mもなると道筋が無くなり、藪こぎが続く。
藪こぎの距離は長くないはずだから、山を越えよう。


photo9

稜線に着いた。ここで地図とコンパスを用い、下る方向を確認する。
ところが、コンパスが示す進むべき方向は、登ってきた方向の反対側を指さない。
登ってきた沢を、角度を変えて下るように指すではないか。馬鹿な。登ってきた沢を下るなんて信じられない。
南北を間違えたかと思い、再度確認するが、間違っていない。パニック状態である。
どこで思い違いしたのか考えてみたが、思い当たらない。林道の終点まで進み、そこから素直に沢沿いに登ってきた。
戻るのがベストのようだ。やれやれ、なってこった。

人里に戻ってから、どこで間違えたのか考えてみた。
地図に示されているように緑色の道筋が直進していると思い込んでいた。したがって地図のA点に着いたと思い込んでいた。
ところが実際の林道は隣りの沢、つまりB点の下流側で終わっていたようだ。そこから素直に登ればB点に達する。
今から思うと、林道終点において沢の方向を確認すべきであった。大反省。

下山し、昼食後にあじゃらの森キャンプ場へ向かった。
そこには東北自然歩道が通っている。この機会に東北自然歩道の情報収集をしておこう。

photo10

あじゃらの森キャンプ場から阿闍羅山への山道を見ている。


photo11

キャンプ場から少し進むと分岐がある。右側が東北自然歩道が通っている山道である。
台風からの雲が空を覆い始め、しばらくすると雨が降りそうな感じになってきた。
山頂近くのゴルフ場まで車で進み、そこから歩いて阿闍羅山を目指すことにする。


記録

午後の山行





ホームページへ


inserted by FC2 system