リンゴの花が咲くころ、弘南鉄道の津軽大沢駅から出発し、東北自然歩道「名水と忍者修行道のみち」を辿りつつ、周回コースとなるように歩いた。 それは名水「桂清水」と「お茶の水」を巡り、尾開山へも登るコースである。
歩いた道筋を赤点で示している。 |
弘南鉄道の津軽大沢駅。ここの駐車場に車を止め、歩き始める。 |
津軽大沢駅脇にある東北自然歩道「名水と忍者修行道のみち」の案内図 |
大沢集落を進む。 |
大沢集落から名水「桂清水」への山道へ入る交差点。桂清水の案内標識が立っている。 |
名水「桂清水」への道の様子 |
標高240mぐらいとなり、名水「桂清水」に着いた。大きな駐車スペースがある。 |
桂清水はカツラの老木の根元から湧き出ている。湧き口に施された龍に注目。 |
山菜採りのシーズンであり、地元の2人がアイコを採られていた。 |
燈明杉は桂清水から200mほど離れた斜面にある。 |
堂ガ平と尾開山とを結ぶ稜線上に着いた。標高360mぐらいの峠といった場所である。 |
標高360mぐらいの峠から稜線を伝って堂ガ平山(496m)へ登った。 藪漕ぎ30分ほどで山頂に着いた。 ところが下りでは間違った支尾根へ進み、40分ぐらい時間ロスをした。 尾根が分岐するところで帰路確保の赤テープを付けるのを怠ったのが響いた。 記憶や感に頼らない登山を心がけているつもりであったが、再び初歩的な過ちをしてしまった。 そういう訳で堂ガ平山への往復で1時間半強もかかってしまった。
稜線上の山道を進む。 |
稜線から左へ折れるところ。桂清水1.8Km、お茶の水2.7Kmの標柱がある。 |
林道と分かれ、尾根越えの山道へ入る分岐 |
標高435mぐらいで尾根越えの最高地点となり、尾開山直下の登山口へ向けて下り始める。 |
尾開山直下の登山口に着いた。車数台が駐車できる広場になっている。 |
山頂へ向けて登り始めると、登山口近くで道筋が2つに分かれている。ここは直進して尾根へ出た。 |
尾根に出てからは尾根伝いに山頂へ向う。このあたりは道筋が薄いところがあった。 |
尾開山の東ピーク(508.8m)に着いた。展望は得られない。西ピークへ移動する。 |
西ピークに着いた。こちらの方には尾開山の標柱や案内板がある。山頂らしい広場になっている。 |
西ピークからは阿闍羅山が眺望できた。他の方向は眺望が得られない。 |
東ピークと西ピークとの間に登山道分岐が見られたので、下りは登りとは別コースを通ることにする。 |
メインコースの途中に大木「種栗」があった。尾開山は栗の木が多いのが特徴的である。 |
登山口へ戻り、名水「お茶の水」へ向けて車道を下る。右側は深い谷になっている。 |
標高240mぐらいで名水「お茶の水」に着いた。車数台分の駐車場がある。 |
名水「お茶の水」で休憩 |
リンゴ畑となり、人里へ下りてきた感じになる。 |
岩木山が見え始めたところで左側の脇道へ入り、疎水を辿ることにする。疎水の水門が写っている。 |
白い花を咲かせたリンゴ畑の中に疎水が延びている。 |
弘南鉄道に沿った道筋を辿り、津軽大沢駅へ戻るあたり |
きょうの山行を楽しんだ山々に別れを告げる。 |