矢立峠

白神山地の二ツ森から青森へ帰る道すがら、秋田・青森の県境にある矢立峠を3人で訪れた。 道の駅「やたて峠」から歩き始め、昔の羽州街道を散策した。 古街道(江戸期に造られた羽州街道)と明治新道(明治10年に造られた羽州街道)との双方を歩いた。 杉林のところが多く、落葉樹の山歩きといった華やかさはないが、歴史的な見どころが点在している。

矢立峠歴史の道の案内板

赤点のコースを1時間10分ほどで歩いた。
赤湯沢と湯ノ沢との間に広がる周回コースの全行程を歩く場合は、2時間ぐらいはかかる感じか。


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道の駅「やたて峠」の南端にある遊歩道入口
道の駅には別の遊歩道入口もある。


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道の駅から古街道に着いた。
そこには矢立峠歴史の道の案内板や伊能忠敬測量隊記念標がある。


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伊能忠敬測量隊記念標のところのコース略図


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古街道を辿り、矢立温泉へ向かう。
古街道は整備された登山道といった感じだ。


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古街道を南下すると矢立温泉の山側へ出る。
矢立温泉は鉄分を含んだ温泉で、赤湯と呼ばれている。
赤湯沢と呼ばれる小沢の上に温泉家屋が建っている。
矢立温泉の山側において古街道から明治新道へ移動する。


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赤湯沢の右岸に明治新道(旧街道とも呼ばれている)の入口がある。
そこには大きな案内板がある。


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明治新道は入口の近くで赤湯沢(小沢)を横切るところがある。


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明治新道の方は馬車が通れる幅になっている。


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明治天皇行幸碑跡に着いた。
明治新道と古街道を結ぶ山道が右側に見える。
左側には明治新道が湯ノ沢へ延びている。


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明治新道と古街道を結ぶ山道


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古街道へ戻り、矢立杉跡へ向かう。



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津軽領と秋田領との境にあった矢立杉の跡
左側に古街道の続きが見える。
右側に道の駅へ戻る山道がある。


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矢立杉跡のところから見た古街道の様子


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矢立杉跡から道の駅へ戻る。


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