青森県新郷村のピラミッドとキリストの墓

ヘブライ岳(日本名は戸来岳)へ向かう途中から雨がぱらつき、登山の意欲をなくした。 ヘブライ岳から近い距離にある「ピラミッド」と「キリストの墓」を訪れる観光へ切り替えることにする。 戸来の里で「ピラミッド」と「キリストの墓」が発見される騒動が1934年(昭和9年)から1935年(昭和10年)にかけてあり、その後、「戸来(へらい)」は「ヘブライ」に由来するとの説が「古代史書研究会」から発表された。 そうであるならば戸来の里は「ヘブライの里」と言うことができ、キリストの墓やピラミッドがあっても不思議でない。 きょうはヘブライの里の「ふしぎ発見」へ出かけよう。

       
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「ピラミッド」と「キリストの墓」の案内標識が国道454号線にデカデカと現れてくる。


   
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国道から大石神ピラミッドへ向かう入口にはピラミッドの案内標柱が立っている。


   
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大石神ピラミッドのところに着いた。ここまでは舗装道路になっている。
大石神ピラミッドの場所は、山頂ではなく、緩やかな支尾根上にあることを知る。
鳥居前には2、3台分くらいの駐車スペースがある。


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鳥居の奥に巨石群があり、「太陽岩」や「方位石」の案内板が立っている。
太陽岩は「むかしは光って反射した太陽を礼拝したと言われている石」である。


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方位岩は「正しく東西南北を示している石」である。
コンパスで確かめると、方位岩の縦方向は正確に南北を指していた。


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星座石は「めぼしい星を記録しておいたと言われる石」である。その他にも「鏡石」などがある。


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ピラミッド内の石室へ通ずる岩の隙間? 調べてみると、すぐに行き止まりであった。


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大石神ピラミッドの奥へ延びている林道を車で散策していると、「上大石神ピラミッド登口」の標柱が現れた。
上大石神ピラミッドがあることも知らずに林道を進んでいたので、これは「神の導き」に相違ない。
大石神ピラミッドから500、600m移動したところに上大石神ピラミッド登口がある。


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林道から上大石神ピラミッドへの登山道は通行量の多さが現れている。


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山頂の上大石神ピラミッドに着いたようだ。登口から山頂へは5分ほどで着く。


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上大石神ピラミッドからは、きょう登る予定であったヘブライ岳(戸来岳)が眺望できる。近くには道の駅「しんごう」が見える。
あまりの可笑しさのため、「へそで茶を沸かす」べきであるが、そのような超能力が無いので、ガスで茶を沸かしている。
山行後に入手した観光パンフレットによると、写真右端に写っている岩の窪みは「火の玉が埋め込まれていたというくぼみ」である。

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大石神ピラミッドの出入口から国道を東へ5Kmほど行くと、キリストの墓の駐車場に着く。
こちらは国道脇にあるためか、駐車場が2つもある村一番の観光地になっている。


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一応、訪問前の予習をしておこう。全てのことが初耳である。
案内板に記載されている「ナニャドヤラ」は「なんだ、こりゃ」を意味するのであろうか。


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キリストの墓「十来塚」


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弟・イスキリの墓「十代墓」


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キリストの墓のところには「キリストの里伝承館」がある。入場料200円。


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キリストの墓から少し東へ行くと戸来三獄神社があり、立派な山門や神木が見られる。


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これは戸来三獄神社で見られた御神木のケヤキ(欅)である。
推定樹齢650年、幹周702cm、樹高40m。
きょうは多くの「ふしぎ発見」があった。


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