白地山 大川岱登山口から

八甲田連峰は紅葉の真っ盛りである。 そのような時期に紅葉を静かに楽しめる登山道はないものかと思い、十和田湖畔の大川岱登山口から白地山へ向った。 藪漕ぎもなく道筋のシッカリした登山道が着いていた。 紅葉とキノコ採りを楽しみながら、静かな山歩きが出来た。

白地山登山道 大川岱登山口から

赤点のコースを歩いた。地図の道筋と赤点コースとの間にズレがあるが、赤点コースが正確という意味ではない。
イメージとしては赤点コースのように歩いたと思うが、・・・
登山道入口あたりでは小沢の左岸に沿って登ったことは確か。


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十和田湖畔の国道454号線から登山口への入口
写真に示す登山案内板があるので、この入口は容易に特定できる。


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舗装道路の終点に駐車した。車数台分の駐車広場がある。
ここで道路が2つに分かれているが、沢に沿った左手側の林道を進む。


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林道を辿って登山道入口へ向かう。
駐車場所から10分も歩くと悪路の林道となる。したがって舗装道路終点に駐車するのが良い。


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標高450mぐらいまで進むと右手側に登山道入口が見えてきた。
白地山4.8Km、滝の沢分岐3.2Kmの登山標識が立っている。
悪路であるが、ここまで車で登ることもできる。
林道は更に500mほど先まで延びているようだ。


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ブナ林の紅葉を楽しみながら登る。
登山道のあちらこちらにナラタケ(津軽ではサモダシと言う)が生えている。
「オラを採らなければ腐って死んでやる」と言っているような気がする。
腐るよりも人間に食べられる方がナラタケも幸せだろう。
そんな訳でナラタケ(サモダシ)を採りながら進む。


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標高700mぐらいとなり、小沢へ入る。
地図によると小沢を横切るように道筋が描かれているが、実際は沢の中を100mほど進んだ。


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沢の中を進む区間では道筋に注意しながら進んだ。
道筋を見失うほどではないが、鮮明とも言えない道筋が続いている。


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沢を抜けると再び普通の登山道となり、急坂を登ると白地山・大川岱中間点に着いた。
この地点は登山道入口と白地山との中間点のようだ。


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稜線が見えてきた。稜線近くでは草付き斜面を横切るところがあるが、その距離は20mほどと短い。


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稜線上の滝ノ沢分岐に着いた。
白地山1.7Km、大川岱3.8Kmの登山標柱が立っている。


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標高997mの展望所分岐に着いた。
白地山1.4Km、大川岱4.1Kmの距離にある。
大川岱コースの場合、展望が得られるのは、ここだけとなる。


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展望所から十和田湖を眺望する。眼下の十和田湖畔に大川岱が見える。


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十和田湖の北側半分と御鼻部山


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御鼻部山から南八甲田へ至るあたりを見ているが、視界が良くない。


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白地湿原を進み、前方に見える白地山を目指す。


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雨が降りそうな曇り空のためか、登山者が見当たらず、白地山は静かであった。


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