白地山 鉛山峠登山口から

4月下旬に季節外れの雪が降った。 その翌日は快晴となり、降水確率10%の天気予報である。 降水確率10%を信じ、十和田湖の西に位置する白地山へ向かった。

   
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鉛山峠登山口の登山案内板


   
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青森市を出たときは快晴であったが、登山口は雪雲の中にあり、雪がチラホラ降っている。
「何故ここだけ雪雲なんだ」と愚痴が出る。天候はすぐに良くなるであろうと信じ、出発することにする。


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登山口から尾根伝いに外輪山の縁へ向かう。スノーシューの沈み込みは5cmから10cmぐらいである。


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出発点の鉛山峠登山口を振り返っている。


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外輪山の縁に着き、その後は縁に沿って進む。ガスのため十和田湖は見えない。


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十和田を覆っていたガスが取れつつある。


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白雲亭展望所に着いた。鉛山峠登山口から40分ほどで着き、ここまでは順調に進める。


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白雲亭展望所から十和田湖を眺望する。


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引き続き外輪山の縁に沿って進んだ。写真に写っている鉛山の尾根付け根では進行方向を変える。


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鉛山の尾根付け根あたりから進行方向を見ている。白地山は全く見えない。


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地図に載っていないような、狭くて歩きにくい尾根が現れ、進行方向を誤ったのかと一瞬思う。しかし、コンパスは尾根の方向を指している。
白雲亭展望所からミソナゲ峠へは、コンパスを設定して直線的に進むことも考えられる。直線ルートも楽ではないかも知れないが。


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登山道標識が現れた。ここはミソナゲ峠のようだ。


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八甲田連峰が見える。八甲田連峰の方は雪が降っていないようだ。こちらの方は雪がチラホラ降ったり止んだりしている。


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外輪山の縁や林の中、とにかく歩きやすいところを進む。そろそろ標高997mの展望所分岐が見えても良さそうなものだ。


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鉛山峠登山口の出発が10時と遅かったとは言え、午後1時を過ぎたところで、やっと白地山(1034m)が見えてきた。
しかも、遥か彼方に。あと1時間半はかかりそうだ。白地山はあきらめよう。次の2点が反省点になろうか。
(1)残雪期であるので、無雪期の山行時間と大差なく白地山に着くだろうと読んだこと。
(2)春の淡雪と甘く見て小さい残雪期用スノーシューを持参したこと。


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白地山(1034m)に達するには鉛山峠登山口を8時に出発する必要がありそうだ。青森市からだと朝6時の出発か。きびしいなー。


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標高997mの展望所分岐も遠くに見える。歩き疲れ、ギブアップだ。


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このとき天気が急変し、本格的な雪降りになってきた。先ほど見えていた白地山が、いまは見えない。やはり、ここで折り返そう。
午後5時から始まる山岳同人たがじょうの総会に間に合うと良いのだが、・・・。少し遅れそうだ。


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