浜名岳

津軽海峡が眺望できる浜名岳を訪れることにした。登山後は東北自然歩道「浜名岳と渓流のみち」の山越え区間を見つけ、その山道を歩く計画である。 そのような取材山行にKさんが付き合ってくれることになり、二人で浜名岳へ向かった。

浜名岳の登山コース図

歩いたと思われるところを赤点で示している。地図に記載されている道筋と大きく異なる。誰か、浜名岳登山のGPS軌跡図をインターネット上に掲載してくれませんか。


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国道280号線から長川林道へ入る。野球グランドがあるので、この曲がり角は特定しやすい。
道路の反対側には「青森北高等学校今別校舎入口」の標柱が立っている。


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長川林道を進む。予想していたよりも道路状態は良い。国道280号線から7.5Kmほどで登山口に着く予定である。


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登山口から1Kmほど手前で通行止めになっていた。そこに駐車し、歩き始める。


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東北自然歩道の標柱が見えてきた。「浜名岳3.1Km」と記されてる。
ここは沢を横切るため林道が大きくU字状にカーブしている区間になる。


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林道が大きくU字状にカーブしたところを通過すると、「浜名岳入口」の標柱が立っている分岐に着いた。
長川林道と別れて右の林道跡へ入り、緩く登り始める。


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林道跡を200mほど進むと駐車広場がある。引き続き林道跡を辿る。


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林道跡が幾つかに分岐しているが、赤ペンキの標識に従い、奥へ進む。「直進」する感じで緩く登っていく。


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「浜名岳1.5Km」の標柱のところに着いた。ここで林道跡と別れ、普通の登山道へ入る。


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「浜名岳1.5Km」の標柱のところからは普通の登山道となり、尾根への登りが数分つづく。


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緩やかな尾根上を15分ほどを進む。


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浜名分岐に着いた。「長川」と「浜名岳」と記した太いブナがあり、「長川」の方向は歩いてきた長川林道の方向を指している。
写真に写っているのは浜名集落からの登山道と思われる。ハッキリした道筋が続いているようだ。


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浜名分岐から山頂側を見ている。
長川林道側から来た場合は尾根から少し下ったところに分岐がある。それが写真に写っている。


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分岐を通過した辺りは、滑りやすい急斜面が続く。その後は再び尾根上の緩やかな登山道が続く。


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尾根上の小さいアップダウンがあり、いよいよ最後の登りになってきた。


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山頂(603.2m)に着いた。赤い鳥居と小祠がある。


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山頂は広場になっており、津軽海峡側が開けている。しかし、ガスのため展望は得られなかった。
晴れていれば津軽海峡や北海道が見えるのだが、・・・。



付録

浜名岳の登山後は長川林道を歩いた。東北自然歩道の山越え区間を見つけ、その道筋を調べるのが目的である。

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長川林道は地図に記載されている最終地点よりも奥へ延びていた。
一方、東北自然歩道の山越え区間の入口は見当たらない。


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浜名岳へ1.1Km?われわれの知らない浜名岳への登山道があるのだろうか。


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おい。これが浜名岳かよ。林道から陸奥湾が見える場所(標高455mぐらい)であり、ここが「浜名岳」となっている。
浜名岳入口近くの標柱に記されていた「浜名岳3.1Km」の「浜名岳」は、この展望所のことである。
世間では、こういうのを詐欺と呼ぶのだが、・・・。


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長川林道は標高460mぐらいで峠となり、下りになってきた。前方に増川岳(713.8m)が見えてきた。
ここで折り返すことにする。帰路でも東北自然歩道の山越え区間の入口を探したが、見つからなかった。


記録


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