東北自然歩道「義経北行と三厩湾展望のみち」を歩く

桜の花に若葉が混じってきた。田んぼでは田植えの準備が進んでいる。そのような5月中旬に津軽路を北上し、龍飛岬に近い三厩へ向かった。 義経寺から始まる東北自然歩道「義経北行と三厩湾展望のみち」を歩く予定である。

   
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東北自然歩道「義経北行と三厩湾展望のみち」のコース図。記憶に基づいて描いたところがあり、正確でない可能性がある。


   
   
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三厩漁港から義経寺と背後の円山公園を望む。


   
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厩石公園の駐車場に駐車し、義経寺(ぎけいじ)へ向かう。
1189年に衣川の高館で自刀したとされている源義経であるが、彼は生きていた。
源義経は北上し、この地から蝦夷へ渡った。そのような伝説がある寺である。


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義経寺への登り口には東北自然歩道「義経北行と三厩湾展望のみち」の案内板が立っている。


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義経寺の仁王門


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義経寺の本堂


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義経寺から三厩漁港を望む。


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義経寺の裏側に東北自然歩道のコースが延びている。ここにはトイレがある。


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広い舗装道路を横切り、円山公園への歩道へ入る。ここには自然歩道の指道標が立っている。


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円山公園の山頂では道筋がV字状に折れ曲っている。「円山公園」となっているが、現在は何もない山頂である。


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予想に反し、整備された山道が延びている。


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送電線の鉄塔が見えてきた。あそこが三厩湾展望所であろう。


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三厩湾展望所から三厩湾を眺望する。


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袴腰岳(707m)や丸屋形岳(718m)などが見える。


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倒木は切断され、整備された歩道が続く。不思議に思いながら進む。


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義経寺から1時間半ほどで林道を横切るところに着いた。ここは右へ進む。


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林道へ出たところで右へ進み、20、30mも進むと、指道標の立っている分岐が見えてくる。


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林道と別れ、歩道へ入る地点に着いた。ここがコースの最奥地点と思っていたが、最奥地点は少し先にあった。


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コースの最奥地点は稜線上の緩やかな鞍部にあった。展望所から2.1Km、村民スキー場へ3.6Kmある。


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最奥地点からは東へ延びた稜線を進む。


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稜線上から階段を下って林道へ出る。引き続き東へ延びた稜線を進む。


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南の方向に増川岳(713.8m)が見える。


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林道は村民スキー場まで続いていると思っていると、・・・。


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林道が終わり、普通の山道へ入っていく。自然歩道の指道標が見られるので、間違いではないようだ。


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写真に見られるような緩やかな尾根筋に沿って進む。


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最奥地点から村民スキー場への区間は、倒木が放置されたままであり、普通の山道のようになっている。
義経寺から最奥地点への区間が極めて良く手入れされていたので、手入れに関しては大きな落差を感じる。


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分岐に着いたが、指道標が立っていない。地図とコンパスで進む方向を確認する。


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歩道から新しくできた林道へ出た。新しくできた分岐であり、ここには指道標がない。
村民スキー場から進んできた場合は、林道を直進してしまうであろう。


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163mピークと思われる地点では林道がY字状に分岐している。ここでも地図とコンパスで進む方向を確認する。


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Y字状の林道分岐から右の進行方向を見ている。


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村民スキー場を示す指道標が見えてきた。指道標に従い、ここでは右へ折れる。
この下側では新しくできた林道があちらこちらへ延びていた。
逆方向から登ってきた場合は指道標を見つけにくいかも知れない。


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村民スキー場に着き、スキーゲレンデを下る。
ゲレンデに植林の苗木が見られるので、現在は「村民スキー場跡」と呼ぶべきかも知れない。


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コースの終点・三厩駅に着き、歩いてきた山並みを振り返っている。その左側には増川岳が写っている。
三厩駅は津軽半島最北端の駅である。1日5本の列車が運行されている。


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