梵珠山の山頂から青森市街を眺望する。今日の青森市街は霧の中にある。
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青森市街の東郊外に位置する東岳(652m)も見える。
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今日の八甲田連峰は薄曇りの中にある。雲海は青森市街を覆っている霧である。
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今日の岩木山
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岩木山
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津軽平野の背後に阿闍羅山や久渡寺山あたりが見える。
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薄曇りの天候であり、散策気分で鐘撞堂山へ向かう。持参した地図では林道跡が鐘撞堂山を通っている。
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林道跡を辿ったり、稜線を辿ったりしながら進んでいる。
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地図の林道跡を信用しても良いようだ。林道跡を辿れば自動的に鐘撞堂山に着きそうだ。 前方に鐘撞堂山らしきピークが見えてきた。忠実に稜線を辿るよりも、歩きやすい林道跡を辿って行こう。
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標高が240mぐらいになり、林道跡は更に下りになっている。 鐘撞堂山が標高313mであるから、鐘撞堂山への稜線から大きく外れていることに気づく。 目の前の大きな凸凹の地形と、地図に示されている平坦な地形とが頭の中で一致しない。
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見える範囲が限られた林の中で情報収集のため、右往左往し始める。あちらこちらで行き止まりになる。 展望が限られた林の中、どの山が鐘撞堂山であるかに確信が持てないまま時間が流れる。
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右往左往した後、ひとつのピークに着いた。高度計を見ると345mである。鐘撞堂山と同様な標高である。 樹間から見える前方の山影も、後方の山影も鐘撞堂山のように見える。このピークが鐘撞堂山かも知れない。 右往左往し始めてから1時間が経過しており、ヘトヘトだ。鐘撞堂山はどうでも良くなってきた。ここで折り返そう。
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行きは緩い下り坂で順調に進んだが、帰りはヘトヘトで登り返すことになった。 遅い昼食を取るため、梵珠山の避難小屋に立ち寄る。
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午後3時になっても霧が残っている。今日の青森市街は一日中霧で覆われていたようだ。 今日の早朝、吹越烏帽子へ向けて出発したが、東へ行くほど霧が深そうなので、行き先を西の梵珠山へ変更した。 それから幾らかの要因が重なり、今日のような結果になった。人生何が起こるか分からない。 霧で始まり霧で終わる話になったところで、話をキリ上げよう。
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