相内川林道の起点から5Kmほど進んだところで通行止めである。タケノコ採りの車が20台ほど止まっていた。
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昨年も、この地点で通行止めであった。昨年のままの状態である。 この地点からだと往復20Kmほどの林道歩きとなるため、昨年は四ツ滝山登山をあきらめ、ここで引き返した。 こんなこともあるだろうと思い、今年は自転車を持ってきた。
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自転車に乗り、平坦な林道を快調に進む。
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相内川林道の起点から6.6Kmの林道分岐に着いた。右は冷水沢林道、左は相内川林道である。 先ほどの通行止め地点が修復されれば、この林道分岐に駐車し、四ツ滝山へ向けて歩き始めることが考えられる。
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登山標識に従い、ここから山側へ入る。
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大きな落石が見られる。沢沿いの土砂崩れが修復されても、ここは修復されないであろう。
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路肩崩壊と落石がある。さらに奥地でも落石の場所が数カ所であった。
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相内川林道の起点から9.7Kmの林道分岐に着いた。左が滝ノ沢林道、右が相内川林道。
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前方の稜線に林道の土肌が見える。後で知ることになるのだが、あれが登山道である。
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相内川林道の起点から10.9Kmの林道分岐に着いた。右は握沢林道、左は相内川林道である。
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ここから稜線への坂道となる。
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起点から10.9Kmの先にある分岐では、メインとなる右の林道跡を進む。 左の林道入口には朽ち果てた「立ち入り禁止」の標識があった。
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稜線に沿った林道跡を進む。
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標高460mの鞍部に着いた。ここは林道跡の峠になっている。四ツ滝山の方面を見ている。
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標高460mの鞍部には自然環境保全地域の案内板がある。この辺りに登山口があるはずである。
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笹藪の下を覗き込み、登山口を探す。登山道らしき痕跡が見られない。
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案内板に登って登山口を探す。登山道らしき痕跡が見られない。 過去の山行記録の写真を見ると、登山口には人間の背丈よりも高い大きな登山口標柱が立っている。それらしき標柱はない。
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林道跡を歩きながら登山口を探すが、それらしき場所がない。不思議だ。 林道跡を15分ほど進み、標高460mの鞍部側を振り返っている。
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登山口を1時間ほど探すが、見つからない。登山口を探すのをあきらめ、案内板の近くで昼食休憩とする。 過去の山行記録の写真を見ながら昼食をしているときに、あるアイデアがひらめいた。
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登山口の標柱はなくなっても、木が無くなることはないであろう。 過去の写真に写っている木を特定し、そのあたりを探すことだ。
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登山口を見つけた。これは登山道の痕跡である。
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その脇には小さい方の登山口標柱があった。山頂まで1773mと書いてある。 いまは13時20分である。過去の山行記録によると35分程度で登れるようだ。14時ごろに山頂に着けば何とかなる。
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登山道は道筋が残っているところもあれば消えているところもある。 道筋を見失ったときは、道筋があったところまで戻り、笹藪の下を覗き込んで道筋を探す。
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木無岳分岐のところに着いた。登山口〜山頂の区間の3分の1は来た。
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山頂まで800mの地点に来た。登山口〜山頂の半分は来た。
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スムーズに進んだり、立ち止まって道筋を見つけたりしながら、進んでいる。
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時計を見ると14時半になっている。標高600mは越えているはずだ。山頂(670m)まで10分かも知れないし、30分かも知れない。 帰路における道筋の不鮮明さ、明るいうちに登山口へ戻る必要性を考えると、ここで折り返すのが良さそうだ。
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道筋を探しながら戻ったが、道筋が見当たらくなった。右往左往して道筋を探すが、道筋が見えない。 要所要所に赤テープを付けてきたので、木に登って赤テープを探すが、赤テープは見えない。 この山域で、この時間帯に道筋を見失うとは・・・。根気よく藪こぎをして林道跡へ出るしかない。 地図に記載されていないが、目の前のピークを越えて下ったところが登山口のはずである。
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16時10分に登山口へ戻った。日の明るいうちに戻れ、ヤレヤレだ。 案内板から7、8m移動したところのダケカンバの隣に登山口がある。
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四ツ滝山へ登る人のために登山口のところに赤テープを付けておこう。
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