二ツ森

５月連休を利用し、白神山地の二ツ森を３人パーティで訪れた。 残雪の残る林道を歩きに歩き、二ツ森登山口の避難小屋（巡視管理棟）に着いた。 二ツ森山頂から見る白神山地の雪稜は、長い林道歩きの苦労を忘れさせてくれるだけの素晴らしさがあった。

二ツ森から見る白神岳や向白神岳の雪稜。手前側には台形の真瀬岳が見え、写真右端に摩須賀岳が見える。

フキノトウなどの山菜を採りながら残雪の林道を進む。 標高４４０ｍぐらいから雪面上を歩いた。 標高７５０ｍぐらいで林道が沢を横切る地点で水を調達。

標高９３０ｍぐらいとなり、林道終点の避難小屋（巡視管理棟）に着いた。 奥の小屋が巡視管理棟、手前の小屋はトイレ ガスのため二ツ森へ登っても展望が得られないので、天候の回復を待つことにする。

翌朝、８時ごろからガスが消えた。さっそく準備を整え、二ツ森へ登り始める。

二ツ森が見えてきた。

白神岳や向白神岳の雪稜が見えてきた。 写真中央あたりに真瀬岳（９８７．７ｍ）、右端に摩須賀岳（１０１１．８ｍ）が写っている。

二ツ森への急登が続く。

二ツ森山頂に着いた。

二ツ森山頂から見た白神岳や向白神岳の雪稜

二ツ森の山頂周辺を散策する。

赤石川源流域と岩木山

雁森岳方面の山並み 写真中央よりやや右側の、一番高いピークが雁森岳（別名、トチャカ）

二ツ森は南北二つのピークからなり、北ピークに登山道が着いている。登山道のない南ピークへ登る。

二ツ森南ピークから見た南隣の泊岳（１０３８．３ｍ）

眺望を楽しむメンバー

南ピークから北ピークへ戻るところ 登山道の着いている尾根が前方に見える。

二ツ森北ピークから小屋へ向けて下るところ

二ツ森の名の由来になっている２つのピーク 登山道の着いている尾根に雪筋が見える。

人里へ下山するときに見た林道の様子 写真中央のピークあたりが林道終点 登りも長かったが、下りも長い林道歩きが続いた。

記録

• 山行日：２０１０年５月１日〜３日
• ５月上旬とは言え、標高９３０ｍでは厳冬期なみの防寒体制で寝る必要がある。

関連資料

• 摩須賀岳 --- 当サイト。摩須賀岳に焦点を置いた写真